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経験よりも過去は長い 生き方のコツ

人生で経験から学ぶことは多いですね。経験しなければ失敗や苦しみなんかは学ぶことすら難しいものです。

しかしはたして過去の人は同じような経験をしたことがないでしょうか。 過去は過去というのは過去を知らない人だけかもしれません。

過去は死なない――メディア・記憶・歴史 (岩波現代文庫)

愚者は経験から

偉い人の言葉で愚者は経験から学ぶというのがあります。 簡単に言えば自分の経験でしか物事をはかることができない人のことです。突き詰めれば全人類がそうなんですが、ここでは大雑把に、経験以外に思考の及ばない人のことだと理解していただいて問題ないでしょう。

全人類がそうであると言い切ることができるように、ほとんどの人はこの分け方では愚者に属します。人間農園から抜け出すか抜け出さないかが問題です。抜け出したつもりになっている人も判断基準に歴史や知識と言われるものが出てこないのならただの勘違いだと言わざる得ないでしょう。

賢者は歴史から

 「愚者は経験から学ぶ」の対としての言葉は、「賢者は歴史に学ぶ」です。歴史の長さから見れば一人の人生なんて微塵ほどもありません。それは無意味でも無力でもありませんが学ぶには短すぎるのです。短すぎうと言うよりも歴史が長すぎると言えるかもしれません。  長すぎるのである偉人を尊敬して調べてみれば、同じようなことをした偉人を見つけることも出来るわけです。

 その歴史の中には今の誰かの悩みと同じような悩みは誰かが解決しています。手っ取り早く答えの一つをみつけるには宗教を調べるといいでしょう。宗教は歴史の塊です。パソコンやスマホのようなテクノロジーはなくても人としての関係性や思考が全く違うわけではありません。常識も生活も違っても歴史は繰り返すと言われるわけは当てずっぽうの理論ではないのです。

かといってわからないこともある

 人は歴史から多くを学べますが、語ることと理解させる時は経験が必要です。それは自分の生活に歴史を落とし込むということになるかもしれません。これをすることで説得力も増し思考する余裕ができ、より早く大きな成果を出すことができるようになるわけです。  偏差値が高いと成果も大きいのはこういった知識による思考の余裕があることも一因といえます。

 逆に頭でっかちで全く言葉の響かないという人もいます。こういう人は経験や日常に知識や歴史が落とし込まれていない証拠だということになります。

 怖さや悲しみというものは映像や知識では足りないでしょう。そのために繰り返してしまった歴史もあります。本当に歴史に学ぶなら歴史と日常の重ね合わせもしっかり考えておく必要がありそうです。

わかったつもりより経験はまし

 愚者とはいえ何か学んでいるのならそれは亡者よりましということになります。同じような失敗と同じ失敗は全く別であるということは誇るべきことです。小さくても一歩を確実にすすんでいるのですから。

 もしその小さな一歩を活かすなら後輩の育成や子供の教育などに活かすのが良いでしょう。小さな一歩は自分だけで終わらせるには小さすぎるものです。

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