いい大人になる方法
少年の心を持った大人とは良いように言ったものです。中身がどれだけ幼稚でも表現だけなら正しいのですから。
実際には子供の心を忘れないことは重要なことだと考えていますが、それでも大人に必要な心もあるはずです。
大人の心とは
まず大人の心とはどういうものでしょうか。子供の心比べて考えてみましょう。 例えばそれは感情のコントロールでしょうか。多くの偉人の言葉から感情のコントロールというのは必要な要素のようです。そしてそれは成長と共に得られるであろう大人としての要素とも言えます。
次に寛容というものもあります。子供にはできない相手を思いやり理解することを大人はできるだけの経験と知識があるでしょう。感情のコントロールとは別に相手を受け入れる技術としての寛容が大人の要素です。
重すぎる要求に見えるかもしれませんが進化する心というのも大人の要素であると言えます。進化する心とは良い未来を見据えること、そして良いことを残そうとすることです。大人には子供や後輩に対して教育の義務があります。綺麗事を述べる全部悪だと思えば騙されないと言ってしまうのは簡単ですが、教師や周りに任せない思考を言葉にしなければいけません。 しかし自分の残す言葉が正しいかどうかは関係なく、それが次の思考を生み大人に繋がるのものです。
最後に知識と行動についても大人は考えなければいけません。自分ができないことに口を出すことを良しとしない場面がありますが出来ないことと思考することは別の問題です。スポーツ選手のトレーナーが選手と同じレベルで指導するわけではないのですから。 そしてこのことはチャレンジとも繋がります。チャレンジは大人から子供や後輩に残せるものです。思考から行動へ、知識と行動をつなぐのがチャレンジです。自分の責任のもとでチャレンジを促せる大人の心は最大の良心だと言えるかもしれません。
心を得る
心は気づけばあるものでなくそうと思ってもなくせませんし得ることも難しいものです。 しかし心は習慣から生まれ、習慣は行動から、行動は思考から生まれます。今ある小さな思考や行動が後の心に繋がることを意識することが心を得るということになります。
また心を得ようとすることが大人の始まりでもあります。成長と進化進歩をやめた人も学ぶべき対象ではあるもののそればかりでは残されるものはごく少なくなることは明らかです。