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愛と仕事と金

ジコチュー力を鍛える 生きかたのコツ

自己中は嫌われるのが普通で、自分で自己中と言うようなときは合わせられない自分の狭量や技術のなさに対する言い訳になっています。

しかし正しい自己中は思われているよりも強く自分を保ち自分を発揮し自分を守ることが出来る大きな存在です。

結局、自分のことしか考えない人たち

自己中の誤解

自己中は何故嫌われ何故疎まれるのでしょうか。自己中とは自己中心的な考え方や行動を示しますがそれが指摘されるのは団体行動の必要な場面です。

学生ならば運動会や文化祭など一丸となって取り組む行事で馴染めない人は自己中と言われがちです。会社では団体行動は少ないもののイベントの不参加などですら自己中と言われてしまうこともあります。

しかし自己中心的な行動といわれるものはそれを告発した人にとっての「普通を逸脱」した人に言われがちであることが否めません。またその意見が正しいかどうかを確認するのも難しく、周りに質問するとそれを否定されることはあまりないのです。

そのため著しく周囲の行動や意識を阻害する場合や信頼を裏切る場面でなければ自己中認定されることは正しくないのかもしれません。

しかしこれは全ての人が自由裁量で選択されるべき思考や行動を考え直す必要があり難しい問題でもあります。

自己中の進化

自己中と言われるものは日々進化してきました。怠惰の言い訳として利用されていた自己中な行動も個性の発揮として認められることも多くなりました。そもそも団体行動自体が減り個が重んじられるようになった結果でもあります。

しかしそんな中でも友人グループやクラス、部署など個人が所属するグループでは逸脱することは自己中となります。最近は個人でユーチューバーやメルカリストなどが可能ですが、その中ですら逸脱する行為として他の同業者から注意されることもでてきています。

自己中かどうかの判断はより難しいものになり個性の発揮を求めつつ排除もされるという二律背反が起きています。

自己中の強化

しかし最強の自己中は最強の自己啓発であると言います。それはなぜでしょうか。

自己中とは「自分に都合のいいように思考し行動する」ことでもあります。そこで周りとうまくやることが自分に都合がいいことであり、周りに成果をださせることが自分の利益であれば自己中とは最高の仲間でありリーダーになることが出来るわけです。

社会において個人で動いているつもりのユーチューバーやメルカリストですら個人の行動が自己中として排除されるのは必然で回避しようのない問題です。いかに周りにいい印象を与えいい成果を出させることが自分のためになるか考えることが「新しい時代の自己中」となっています。

上手に「自分を守る」技術―――迷惑・自己中心・鈍感な人から (三笠書房 電子書籍)

スルースキル - “あえて鈍感