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愛と仕事と金

ゴールはないから設定が必要になる

目的なく歩くことが好きな人はいるけれどそれがずっと続くとしたらどうだろうか。景色も変わっているのか変わっていないのかわからない道をずっと足が疲れ筋肉や筋が痛み座り込んでもまた同じ道をあるき続けるとしたそれを好きだと言えるだろうか。 そしてその道を楽しむことはできるだろうか。

ザ・ゴール コミック版

 ゴールというと終着点という期来もあるけれどスポーツのゴールはサッカーでもバスケットでも終わりを意味しない。マラソンや100m走ならゴールは終わりと言えるかもしれないけれどそれもやっぱり一度で人生を総決算みたいなことにはならない。

ゴールを作る理由

 ゴールは目的地や終着点ではなくて通過点でありスタンプポイントであり給水所であり観察地点なんだっていうことを意識しないと間違ったゴールを作ってしまうことになるかもしれない。  つまりゴールは走りすぎて周りが見えなくなってしまうのを防ぐ効果がある。他にも方向を修正するために使ったり目標を見失わないためにも使われる。  チームでも同じように使われるしチームのときのほうが其の効果は大きい。なんせ人は集まると急に方向を失うものだから。

ゴールは存在しない

 普通に生きていればゴールは設定されると思うこともあるかもしれない。けれどそれは間違いだって気づいて欲しい。ゴールはそれぞれに違うもので誰かと常に同じであることはない。今日という日の終わりをゴールにすることはできるけれどそれは勝手にやってくる日没を同じ意味ではないことは誰にだってわかる。一日の終わりに達成感を感じたり方向修正したり喜び抱き合うことは日常ではありえない。

ゴールの作り方

 じゃあゴールはどうやって作るのがいいのか。少し前にも言った通りゴールはそれぞれで違う。一日の終わりをゴールにできる人もいれば一月が合う人も3ヶ月が合う人もいる。そのどれも合わない人だっている。  つまりゴールは今どんなゴールを設定してるからいいというわけではなく合わせていく必要があるということだ。ゴールが意味をなしていないなら作り変える必要がある。まずは今のゴールを見つめることが大切だ。  自分のゴールを見直してそれで修正や目標達成に役立っているというのならそのままでいいしそうでなければ見直すことにしよう。まずゴールには精神的なゴール物理的ゴールがある。精神的なゴールは時間で作ることが多い。形はないしあやふやで役に立たないということも多い。そのため目に見えるようにカレンダーに書き込んだりアラームを鳴らしたりくふうをすることになる。それは短いものであればデイリータスクとかポストイットなどで管理されることも多く達成率も高いが問題はタスク化することそのものだ。うまくゴールにできなければ達成することもない。物理的なゴールは完成がゴールである。トレーニングで言えばやる内容のリストは精神的ゴールであり肉体の完成が物理的ゴールである。精神的ゴールに比べて長期になりがちであるが細分化も可能である。いかにバランス良く細分化できるかは自分にあった精神的ゴールを知ることが必要である。物理的ゴールは想像が重要になる。完成形をいかに想像しているかでただの想像で終わったり達成感が得られずゴールとして意味をなさなかったりする。  精神的なゴールはいかにリスト化できるかが問題であり  物理的なゴールは完成度100を目指してはいけない

ゴール後

 ゴールは終わりではない。他の言い方をすればマイルストーンだとか中継点だとかそういったものになる。ゴールしてから次のゴールを設定することもあるしゴール前に次があることもある。どちらにせよ休息にも精神的ゴールを作ったりすることで気力の尽きない状態を作るほうがいい。そんなことしなくても頑張れる人はもちろん不要だろうがそうしなければ立ち上がることもできない人もいることに理解をする必要も社会では必要かもしれない。

 次のゴールは違うゴールでなければいけないわけではない。これまでのゴールをもう一度設定したり修正したゴールにすることで精度をあげたりより良い結果を得るようになる。

結果は「行動する前」に8割決まる