なりたいものになる方法 生き方のコツ
誰でも成りたいものがあればそうなりたいものである。そしてそう成れる人が少ないからこそその方法論は多く語られる。
しかし突き詰めて見ればそうなる方法は限定される。
何に成りたいのか
自分が何に成りたいのかなんていうのはほとんどの人があやふやに過ごしています。理由は様々いますが自分の才能に対する不安だったり経験の有無が原因です。
そのためお嫁さんやお金持ちのような誰でも考えられそうな幸福そうな言葉だけがでてしまうことになります。
ここでいう成りたいものは実際にはそういったものでも構いません。しかし「どうせなれないけど」「やるだけ無駄」と思ったままでは絶対にたどり着けないものです。
その思考を除去する詳しい方法はまた別に譲りますが前向きに取り組む必要があるという前提でここではその後のことを見ていきましょう。
なる方法
ではどうやって自己実現していけばいいでしょうか。その方法は3つの道に集約されます。 「そうなるか」 「そうあるか」 「そう仮定するか」です。 似た言葉の繰り返しになっているのでこのあと丁寧に見ていきましょう。
その前にこの方法は思考についての話で行動を示すものではありません。何かになろうとするにはこの思考に基づいた行動が必要であることを改めて留意しておきましょう。
そうなる
そうなろうとするというのは当然であり最も最初に意識する方法です。では何故わざわざこのことを見直すのかといえば意識せずにしていた行動がなにかに繋がるよりも圧倒的に意識したほうが効果があるからです。
そもそも何かになるのは普段の行動の結果でしかありませんが、その行動を何気なく過ごしているのと意識するのとで効果が違うというのは筋トレやスポーツでは当然のことです。もう少しいえば何気なく得る知識は幅広いものですが意識して勉強に取り組めば必要で重要なことを確実に得ることができるというようなことです。
なろうとするだけでそこに動く力はとても大きく効果があります。これは「好きこそものの上手なれ」という言葉にもあるように与えられる学びよりも得ようとする力のほうが大きいことを示しています。
そうある
なろうとするものが理想的な自分などである場合もっと踏み込んだ方法が「そうある」ことです。人は段階を踏まなければいけないと思いがちですがこれは学びの順序と似ています。学校で学ぶことよりも普段の生活で学んでいることのほうが高度であることは往々にしてあることですが、学んではいけないなんて誰もいうはずがありません。
こんな人柄に成りたいあんな人に成りたいというのは悩むよりも自分が既にそうあるように振る舞うほうが早いというものです。
ただしお金持ちであると振る舞うことやモテているように振る舞うことは勘違いされがちで注意が必要です。自分が「そうある」ように振る舞うときに重要なことは「そうある」が「今はそれを持っていない自分」です。
ややこしいとは思いますがこれは決して飛ばして考えてはいけません。もし理解できないのなら絶対にそうあることすらしてはいけない諸刃の刃であるといえます。
例えば「お金持ちであるが今は財布に千円しかない」ことを否定してはいけません。一時的に千円であるお金持ちとして振る舞う必要があります。一時的にそれがなかったりまだそこにいないがそうなる必然がある人物としての振る舞いが求められているということです。
まだ王様にはなっていない王子は王になるための知識と振る舞いを必要とするように成りたい自分に必要なふるまいが既にあることを知ることが重要です。
そうだとすれば
自分がそうであると仮定することが難しいという人もいます。しかし周りやテレビやインターネットではその目標とするような理想となる人物は簡単に見つけられるでしょう。あるいはこの人のこの部分とこの人のこの部分というような複合もありえます。
そうした「目標となる誰かならどうするのか」が「そう仮定する」ということです。
自分がどうなるかはわからないけれど実際にいる人の真似をすることはできます。真似は声や仕草ではなく行動や思考です。あの人ならどう考えるかどう発言するかを常に考えることがその道に有効であることは多くの先人が示してくれている事実です。
信じるほうが面白い
生きていれば挫折も失敗もたくさんありますが、それを原因にその先ずっと不安や疑いを持って生きるのは楽しくありません。できる、なれるという思い込みのある人は周りのどんな賢い人よりも楽しく生き人生を謳歌しています。
自分が楽しく生きるために可能性は良い可能性に持ち 出来る 成れる 持てる の精神でいきましょう。
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