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愛と仕事と金

世界に安定はない 生き方のコツ

安定した仕事。安定した生活。こういうものは存在しないのは当然としても安定した世界がそもそも存在しないことから始めれば受け入れやすいかもしれません。

変化できる人 人は誰でも、何歳でも変わることができる

変化する世界

宇宙規模で見ても安定しているものは存在しません。例えば星にも寿命があって宇宙にも寿命があります。まんまるに見えるものもまんまるではなく、美しい幾何学的な模様を描く理想的なものは変化を切り取った一瞬のものです。

人の人生に規模を小さくして考えてみても同じことです。人は歳を重ねるそれだけで変化していることを肯定します。周りの環境だって一人の人が生まれて死ぬまでに大きく変わるでしょう。文化的にも技術的にも実感することは少なくてもそれは常に起きている変化であり突然表が裏になるなんてことはありません。

変化の要因

変化は外からのものと内からのものがあります。外は外で時間と共に変化し続けているわけで待っているだけでも変化を感じることができるでしょう。

内からの変化というのは自分の精神的なものや思考からくる変化と言えます。

この全てに働きかけている力は今のところ「時間」であり誰にも止めようのないものと言えます。逆らうとすればコールドスリープような技術で自分を止めてしまうかタイムマシンを作る必要がありますね。

変化への意識

外からの変化は内からの変化で止めることは難しく自分が適応することが求められるでしょう。 しかし内から外へも働きかけることもできます。

外や内という意識は視点で変わるものです。「自分という内から見た家族という外」は「社会という外から見た内」というわけです。学校や職場もそうですしその中でもクラスや部署など内と外は立ち位置ごとに存在します。

大きい外を変えようとするほど内からの力は希釈され影響は薄くなります。逆にはじめに大きな外の変化を考えるならすぐ外の変化は比較的に見れば楽だと言えるでしょう。

「だから仕方ない」というわけではありません。変化は諦めるための言葉ではなく「可能性の言葉」であることを心に留めて置かなければ一生を面白くないものにしてしまいます。

安定とは変化である

つまり変化そのものが安定であるという認識であればそれを否定することはできないでしょう。「人も物も変わり続ける」これを受け入れつつ波のようにそれに乗り大きな波も小さな波も楽しまなければいけません。

一つだけこの変化の中で確実なことがあります。

それは「繰り返す」ということです。全く同じではありませんが人の心や思考は事象に対して同じように感じ繰り返しています。過去を見れば次の変化の一つを見ることもできるでしょう。そしてそのことは自分で多くのデータを探さなくてもすでに多くの研究から一つ一つの事象に対しての結果が出ています。

変化という安定の中で自分や自分の周りに起きる変化をのりこえていきましょう。

スイッチ! 〔新版〕― 「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション)