怒らないコツ 生き方のコツ
怒らないように生きるというのは人生を楽しむ上で多くの人が試すことです。 しかしその中で怒らないために人を諦めていはいけません。それは人生を楽しむこととはんたいのことだからです。
怒らないことは楽しいか
まず怒らないという生き方は楽しいのか疑問を持ってみましょう。
怒りは苦しいものです。きれいに発散してなくなればいいですが、大抵の怒りは出せば出すほど燃え上がってしまい消そうとし始めてもずっとくすぶってイライラとさせます。
それならやはり怒りはないほうがいいのでしょうか。
怒ってもいい
怒りに限らず感情は元々人に備わったものです。特別な環境で感情をなくすということもありますが完全に消えたりなくなったりするわけではなく、怒りもなくすことはできません。
またアサーティブに生きる。つまり自分の意見を出しながら生きるには怒りは重要な要素であり無くそうとすることは自分を削ることと変りません。
それは楽しくないので怒りをなくさず感情を楽しめるようにしようということになります。
諦めずにどうするか
人を諦めると怒りは格段に減らすことができます。しかしそれが楽しくないことは経験的にも明らかで、そうなる問題は人との関係性にあります。
ではどうすればいいのかといえば「受け入れる」ということになります。 怒りの源は「自分の思考とズレた結果」にあるので、ズレることを諦めるのか受け入れるのかという選択になるということです。
まず注意することは「人に期待してない」と言うこと。これを言う状態はすでに諦めた状態です。そして思い出すべきことは人は多くのことを受け入れているということです。多くを受け入れているにもかかわらず特にこだわりがあるわけでもないことが思ったとおりにならないことに怒りを感じてしまいます。
例えば趣味の多様性、性癖の多様性、LGBTや食の好みなど思い起こせば多くを受けれいているでしょう。しかし怒りが発生する場面ではそれができていません。
怒りそうな場面で必要なことは「なるほど」「そういう人もいるのか」と言うこと。人は自分の行動や言葉から感情が誘発されることが確認されています。これは気になりだしたら止まらない異性やこうかもしれないと思い始めたらそうとしか思えないというものもあり心当たりがあるでしょう。 なるほどと言ってしまうことでその思考や結果に対して受け入れが始まります。
受け入れが始まると思考は怒りに惑わされず進むことができるので何故そうなったのかそういう思考になったのかを考えられるでしょう。
怒りこそパワー
しかし怒りは大きな瞬発力のあるエネルギーです。何かを始めたりやめたりするにはいい機会になるかもしれません。
止めたり始めたりすることで環境がかわります。人が変わる一番大きな原因は環境ですからそのとっかかりとしては完璧とも言えるものです。 怒りをうまく利用してエネルギーにし、コントロールして楽しい生き方をしましょう。