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愛と仕事と金

理解されるのは一生無理 思春期に知っておきたいこと2

表面的になんと言うことは出来ても人は誰でも理解されたいものです。かといって理解されたいと思えば理解されるわけではないですね。親でも家族でも愛があってもずっと一緒にいても理解されるのは1割がいいところ。

それでも人は繋がりが必要でお互いの理解が必要です。

「7つの習慣」クイックマスター・シリーズ 第五の習慣:理解してから理解される 理解する力

「7つの習慣」クイックマスター・シリーズ 第五の習慣:理解してから理解される 理解する力

 理解1割想像3割味方3割

理解されたと思う時の内訳が理解1割、想像3割、味方3割です。残り3割は結局理解されませんし理解されているほとんども理解されているわけではありません。

根本的に人はテレパシーを使うわけでもありませんし超感覚でもありません。言葉や行動から1割を理解し、これまでの自分の経験やその時の感覚で3割を想像し、あなたの味方で3割の補正が付きます。

そのため環境が大きく違う人と理解し合うのが難しかったり、わかることでも味方でなければ反対に回られてしまうことになります。

これが自分が理解してるかと言われると「理解している」と言い切ってしまう人がほとんどです。しかし理解したつもりになるのはかなり簡単なことです。相手を理解したつもりかどうかの一部を証明するために相手をコントロールしてみるといいでしょう。例えばじゃんけんで会話を利用して相手に勝たせ続けるとか、相手の知らない絵を言葉だけでなるべく正確に描かせてみたりしましょう。

もちろんコントロールと理解は正確には同一ではありませんが、一端を証明できずに理解したなんてことはありえないということは言えます。

また人は好きな相手でなければ積極的に理解しようとはしません。家族でも友達でも恋人でも初めは理解しようと努力しますがそれも最初だけで何も理解しないままその意思は弱くなっていきます。理解されるチャンスはごく短時間しか与えられていません。

 理解されるために必要なこと

理解されるにはまず表に出さなければいけません。言葉にして行動にして行かなければいけません。そのために必要なとは端的に言語力(語彙力)、行動力ですが当然否定されたり無視されたりすることも多いのでし続ける継続力も必要です。

そして理解されるためのポイントは同じ言語で、同じ環境で、同じ表現だと理解度が飛躍的に上がります。 これは外国語を想定しているわけではなく、日本語同士でさえ言葉の選び方や使い方で全く伝わらないことを示しています。そのため同郷で同世代だと理解が早くなります。

逆に言えばそういう点を理解して伝えようとすれば何も考えずに話すよりもりかいされやすいということになります。

人は人 

理解されないという話は現状での人間の根幹です。全ての人がその中にいてそのまま生きています。そのため他人は他人と言う言葉もでてきます。

この言葉の意味はみんな勝手にしていいよということではありません。それぞれの考えを受け入れようと言うことです。もちろん大きく外れれば受け入れ難いし似たような人は集まります。そこまで行けばそれは宗教だったり政治志向で固まることになり一人では弱かった言葉や表現を強めることができるようになります。もちろん仕事選びもこういった偏りを生んでいます。

また受け入れることは我慢すればいいということでもないということを気をつけておかないと自分が潰されて死ぬだけになってしまいます。そんな人も居るんだなと思えるくらいは受け入れて自分の主義が変わってしまうようなことはきっちりと反対しておくことが重要です。

これをアサーティブな生き方といってそのための人や本もあるので見てみましょう。基本的にアサーティブであることは幸福度が高いと思われています。

それでもつながっていく

人は人ですが、社会は常に誰かが周りにいます、特に仕事になるとその関係を簡単に切るわけにもいきません。

学校や会社でも上司や部下同僚など立場はそれぞれ合っても理解されたいと思っていることは共通しています。そしてその取り持ちができる人材は重宝され成果もだすことができます。

相手がどんな環境でどんな言葉を使い何を伝えようとしているのか味方になって考えてみると意思を汲み取り上手く伝達できるでしょう。

それが面倒だと思うこともあるでしょうが、それを活かせば誰よりも楽しい生き方もできるということを心に置いておいてください。