恋の始まりに理由はある浮気の理由もここにある

恋の始まりに理由はある

いつの間にか好きになっていたとか始まりに理由はないといいますが、まあそんなことはありません。決定的な理由を１つ確認しておきましょう。

※ここから先はその１つについて引き伸ばして書かれています

恋とは

　さてまずは恋心について考えましょう。人は恋をします。恋を知らないという人もいますが稀にそんな人もいますし、恋という感覚がどんなものかわからないのでそう言っている人もいますね。とはいえほとんどの人は恋をします。

　では恋とはどんな感覚なのでしょうか。ドキドキする。相手のことを知りたいと思う。接触したいと思う。また「恋は下心愛は真心」と言ったり「恋は求めるもの愛は与えるもの」という言い方をすることもあります。

　愛との比較で言うと、愛が崇高に捉えられがちで恋は邪な気持ちであるというように言われているようです。これはあくまで対比の話であって恋が汚いとか邪だとかいうことはないのではないでしょうか。

　また知りたいとか接触したいという感覚に関しては欲求が強く出ている状態であるということも邪な気持ちであるという認識を強めているように見えます。しかし欲求自体は人間の基本機能ですし、生殖に関しては生存本能としては健全なものであって否定されるべきではありません。　ただし、その欲求に対して自由であっても相手にそれを押し付けることはレイプや准レイプ、痴漢と変わらないもので自分の自由が相手の不自由であることを忘れてはいけません。

　恋に関してもう少し考えてみると、ときめきやきらめきという感覚もあるでしょう。これらは一般的なアーティストに対してのファン心理と近似しており、そのためアーティストやキャラクターに対しての恋というものを感じている人も多くいます。　明確に分けるべきかと言われると自由でいいと思いますが、人間としてなどという規模で話すなら分けたほうがいいでしょう。より良い子供を作るための本能だという人もいますが、それなら余計にそんな非現実的なものはいだき続けるだけ勿体無いわけです。

　他にも同性や周囲の人に対するマウンティングとしての恋も見受けられます。これも本人に自覚のない場合は多ですが、関係としては冷めていると言えることが多いようです。

恋せよ乙女

　恋をすると女はきれいになると言われますね。個人的な統計でもこのことは真であるといえます。

　もう少し掘り下げると、恋をするとその相手を振り向かせようという努力や見てもらいたいという感覚が生まれるので結果として身だしなみが変わることが１点、もう１点は笑顔が増えることで周囲からの見え方が良くなるという点があります。

　この時元気であることが条件のように思われがちですが、基本的に笑顔と元気は関係ありません。ただし元気のいい人は視線を集めがちで評価が集まりやすいという効果が含まれています。

　他には、恋をすることでライバル心や奮起することがあります。このことで一つ上のランクを目指すということもよくあり、自分の能力を発揮する上で恋は役立っています。このことは応援がスポーツ選手の力になるという部分とつながることかもしれません。

　つまり乙女に限らず恋に拠って発揮される力は侮れず、また利用する価値のある力だといえます。

恋の始まり

　それではようやく恋の始まりについてみていきましょう。

　恋の一番大きな理由は親近感です。知らない人に恋をすることはありませんし、仲良くしている人ほど恋をしやすいということです。

　ちょっとこれだけ言うとつまらないので先に色々言いましたが、これだけのことです。仲良くなるのが落とすのに一番近い道で、仲の良い人を予め遠ざけるのは浮気防止に役立つということです。

　恋は感情に近いものです。感情は思考に拠って生まれたり消えたり強くなったり弱くなったりしますね。同じく恋も考える時間が長いと生まれやすく、新しい感情は古い感情の上に立ちます。そのため遠距離の難しさがあるとも言えます。

　これは人としての機能であり、誰がどう言っても変わるものではありません。自分は遠距離で浮気なんかしないと言っても人の接近を止めるのは難しく、接近している人に好感を持たないようにするのは難しい。そして好感を持つと恋をしているのかもしれないという思いから思考が更に次の感情を生み浮気を産みます。浮気をしたくない人はこういう循環を先に意識しておくことで自分が浮気をすることは避けることができますが、相手に浮気させないというのはどうしても難しいと言わざるを得ないでしょう。

　このことから単発的な浮気に関しては許して自分たちの関係を続けること、自分の過ちは過ちとしてすぐに環境を変えたり距離をとって元の状態に戻そうとすることがいいと言っています。

　恋のきっかけは距離。みなさんもどんどん距離を詰めて良い恋しましょう。