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浮気は誰でもするが良いことでもない

浮気は誰でもするがいいことでもない

根本的にというか生物的にというか浮気は当然起こるできごとである。有史以来どころか人である必要すらなく動物は一対一で生涯を終える方が珍しい。

しかし、人にとって浮気はいいものでもない。

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浮気とは

 不倫や浮気とは相互認識としてパートナー関係にある人物以外の人物と肉体的関係を結ぶことである。相互認識が必要であるからストーカーや熱心なファンに見られる熱愛報道への裏切りの認識は正しいとは言えない。また、判断が個別に委ねられる問題として二人きりで食事に行けば浮気であるとかデートに行けば浮気であるという話もある。

 要は全ての人が認識できる浮気は肉体関係であるというだけの話で、個別にはお互いが納得していれば良い。 もし個別に見た時お互いが他の人物との肉体関係を容認するなら別に浮気として成立させなくてもいい。

 ただ一つ注意が必要なことは「感情は別」ということである。ルールとして何を浮気と決めていたとしてもいざその場面ではルールは役に立たない。話し合いの妥協点としては持ち出せるという程度だ。感情はコントロールしきれるものではないというのは実に厄介な問題である。

浮気は当たり前

 冒頭の繰り返しになるが、動物は浮気をするものである。浮気というとフラフラと軽い人間のように感じるが動物としてみれば普通である。別れればいずれ他の人を好きになるが、別れないからといって好きにならないというわけではない。惹かれるというのは自然のことである。

 また男は浮気をするという話が当たり前のように語られてた時代もあったが、この頃の話では男女ともに浮気はするということになっている。これは社会的に女性が家にいることが減り外に出るようになったことで他人との接触が増えたことが理由だと思われる。決して最近の女性が軽くなったということではない。

 若いうちは恋愛経験そのものが少ないので当然浮気をしたことがないという意見が大半だが、歳を重ねるほど浮気経験者は増える。当たり前である。年代別に見ると現在の高齢者はまだ女性の社会進出が少ないので浮気経験も少ないが比べる対象ではない。

浮気がだめな理由

 浮気は自然であるならなぜだめなのか。色々語られているが単純に言えば「面倒くさいから」である。

 お互いのことだけを考えても実は二人でずっといるほうが楽である。どうせ誰と一緒になっても妥協も我慢もある。100%にはならない。それなら二人の仲を深めて理解を進めるほうが時間が経つほど楽でになる。それにしても我慢や妥協がなくなるというわけでもないが。

 面倒くさいのは主に仲立である。どちらが悪いの責任がどうのと言われるので裁判担った時の基準を設けるしか無いだけである。そして裁判で浮気した者が悪くなる以上はしてはいけないのだ。

 ついでに言えば独占欲や承認欲求から考えても浮気はよくない。独占欲についてはいうまでもないが、自分を見てくれる自分と一緒にいてくれるということは人にとって大きい。初めはその役割を親が持っているが次第にパートナーや子供がその役割を持つようになる。自己肯定感だなんだと言う話である。  浮気をしてほしくないという人はまずこの辺りを埋めておく必要があるだろう。逆に働くという場合もよくあるがそれは安定して満たされた証拠でもある。

 とどのつまり浮気がダメな理由は相手が嫌がるからである。 この先どれだけ時間がたち社会的変化があっても浮気が嫌だと言う感覚はおそらくなくならない。

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