自分を変える為に環境を変えると良い。
友達を切り捨てる勇気
人は時々決断を迫られる。迫られていることにすら気づかずに素通りしてしまう事も多いもののそのタイミングが一度しかないという事もないので気づいた時には考慮する必要があるのではないでしょうか。
- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
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- メディア: 文庫
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そんな決断の一つが決別です。
いじめには引っ越すことが有効であるデータもあり逃げる手も考える必要があります。また立場は人間を作ると言われるように、 今まで頼りなかった人がリーダーになった途端に力を発揮することもあります。慣れない立場によくわからない独裁を発揮する人もいますが。
そして自分からその状況を変えたいと願うなら、周りの友人を切り捨てて新しい環境に飛び込むこともできます。
引っ越し、転職などは自分でできる簡単な環境の変化です。
それと同時に、人間関係の入れ替えも自分でできることです。
大切でも身にならない事もある。
これまで作ってきた人間関係を入れ替える必要があるのかという疑問もでます。
人は環境と状況によって作られています。同じ環境でも同じ人ができというのもありますが、大きなくくりで見てみると、近い場所で育った人は似通っている部分が多いのは某県民のカミングアウトでもみてとれるのではないでしょうか。
同じように周りにいる人というのは自分から見た社会で、常識の元です。それを変えることは当然自分のことを変える重要な要素です。
人と場所を変えれば生まれ変われる。
大げさな言い方をすれば場所と人を変えることで、生まれ変わることが出る。
切実な人にはこのことは重要です。わかっていても実行できない人が多いですが、実際には場所も人も変えるのは簡単です。
例えば恋人とのデート中、ある場所に行ったら前の恋人とのことを思い出す場所がある。もしかしたら降られた思い出の場所かもしれませんし、付き合い始めの場所かもしれません。しかしその思い出が消えるにはかなりの時間を必要とします。当人が気にしない場合でも相手が気にする場合もあるわけです。
そんな時今の恋人と会う場所を変えるのは自然な流れです。
昔いじめられていた学校や仕事場の近くに住むことは克服するための荒療治として有効なのかもしれませんが、思い出すこともない場所で過ごした方が安全で早い心の回復につながります。
そんなイジメの元凶である人達や、悪友たちがいる場所から全く別の場所にいけば少なくともその場所では新しい自分を作り上げることができます。
加害者側が責任を取って場所を変えるということがありますが、その費用を全部貰って自分たちが引っ越した方がよほど幸せになるかもしれません。当人以外の全てがその場所にあり続けるわけですから。
変えるのは簡単
もし一人暮らしであれば、この環境の変え方は驚くほど簡単です。特に人の繋がりを変えることに躊躇することはよくあることですが、社会人であれば既に学生時代からほとんどの場所と人が変わっているでしょうし、自分が戻れば元の繋がりを得ることも難しくありません。ただ少し生まれ変わりたかったからと言い訳をして少し痛いやつだったというレッテルをしばらくの間はられておけばいいだけですから。
もし何もしなくても周りの人はかわっていきます。仕事なら辞める人、定年になる人、結婚する人、転職する人がでてきますし、新しく入ってくる人もいます。学校でも卒業は必ずします。
少し自分から働きかけるというだけのことで、少し環境の影響を自分で変えたいというだけのことでそれは難しいことではないわけです。
本当に友達ならまた会うこともできる。
友達というのはしばらく会わなくても友達です。数年、数十年会わなくてもしばらく話せば元どおり話すことだってできます。
元どおり話せなくなることもありますが、元どおり話せない人はむしろそんなに気にするような人でもないそのうち忘れる人です。再会するまですっかり忘れているようなそんな相手です。
人との関係は大事です。大事だからといって自分の環境を変えるときに躊躇はしていられません。
とはいえ、環境を変えるために人との繋がりを切って失敗する人は早い段階で再会する人です。仕事や趣味の繋がりなどで遭遇しやすい人との関係の切断は後のことを考えてからにしましょう。
もう一つ自分を変える重要な要素
周りの人を変えるというのは楽しくてしょうがないんですが、もう一つ自分を変える要素があります。それが自分です。
自分で自分を変えるためにも場所を変えるのは有効なのですが、その理由は自分を変える一番の方法が言葉を変えることだからです。
自分は自分の言葉からできている。
普段使う言葉、人に使う言葉は思っている以上に影響力が強いものです。私のところに来る喧嘩や不仲の相談の原因のほとんどは言葉です。
気軽にバカといっても尋常じゃなく怒る人もいたり泣き出す人もいるかもしれません。そしてそう感じたことをわざわざ言ってきた相手に伝える人は少ないんです。
なので自分の言葉は自分で注意する、観察する必要があります。
そして場所が変わるときにはこれまで使ってなかった言葉をたくさん使い、たくさん変えていくチャンスです。どうして場所を変える必要があるのかと思う人もいるでしょうか、同じ場所で言葉を変えるのは浸透に時間がかかりそれまでに元に戻す圧力が働くからです。
自分の言葉は自分で選ぶだけでなく、周りから強制されている言葉でもあるということをしっておくひつようがあります。
さいごに
環境=場所、もの、人
環境とはその場所や、人、ものからできています。どれかだけを変えるというのはなかなか難しいので思い切ってひっくり返してみるのもいいのではないでしょうか。
どんがらがしゃんと勢いつけて楽しんで下さい。