注意の受け取り方 生き方のコツ
善意1割 自己満足5割 勢い4割
人が言葉にする注意の殆どは善意以外でできています。かといって怒りや嫌がらせが先に来ることは滅多にありません。なぜなら人は理性を持っているから。どんな狂った人でも理性を持っていてその基準や使い方が違うだけです。注意のような相手に攻撃的になることはメリットも少なく言葉にすることは多くありません。
それでも言ってしまうのは半分勢い。たまたま機嫌が悪いとかノリでとかとにかくその場に直接関係ないことが溜まって引き金を引いたのが自分なわけです。場合によっては自分が言うこともあるのでそんなこともあると思って受け取っておきましょう。
なかった意見は超貴重
他者にされる注意で最も成長できるのは自分になかった言葉かけられること。怒られていようが悲しまれようが呆れられようがそれが今までの自分になかった意見なら最初に感じるべきことは「なるほど」です。
そんなこともあるのかそんな思考回路があるのかと新しい事を知る楽しさを思い出しましょう。反省はその後にしておけば相手に言われた嫌味や怒りもダメージが軽くて済むのでおすすめです。
先取りはリマインダー
やらなければいけないことを周りに指摘されるとイラッとくるのは古今東西共通の意識です。 しかしこれを自動リマインダーだと思うとこれほど便利な機能はありません。自分がやらないといけないことを認識しているからこその苛立ちなので便利に受け取っておきましょう。
「宿題やったの」「あれやるって言ってたじゃん」「掃除しなさい」嫌な言葉はいくらでもあるでしょうが時計にそんな文句言ってもどうしようもありません。あとはやる勢いを持てるかどうか。しかしこのリマインダーは動いて追いかけてきます。恐ろしいですね。リマインダーがしつこく止めることもできないので仕方なくやることにしましょう。
ただし
同じ注意を何度もうけるのは自分の何かが上手く行っていないことは間違いありません。自分と相手だけとの問題なのか他の問題なのか3度を超えるような注意には周りに相談しておく必要があります。
同じ注意をする人が伝え方が絶望的に壊滅していることもあるので直接の会話と周囲とのやり取りも忘れないことが大切です。
ちなみに、注意を多くする人は懐に入るとやたらと優しくなったりしますので職場のように簡単に関係を離せない場合は思い切って近づいてみる手もあります。
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