言葉の要らない大人の恋愛
大人の恋愛というと不倫や浮気を想像されがちですが、大人になってからの恋愛というだけのことだってあります。大人だって恋をするしキスだけでどぎまぎするような時だってあります。
ドキドキにスリルや危険が必要なんて子供の恋愛ですよ。
始まりは突然
学生の恋愛は大抵時間をかけて育っていきます。学校やアルバイトで一緒にいる誰かを見ているうちに気になって、それが好きということかもしれないと思ったときには落ちている。意識してからも中々はじめの一歩はでないもので、その片思いというのは「一番幸せな時間」とも言われます。
しかし大人となると仕事先で仕事が次はお金でその次くらいにしか異性を意識しません。たまにそうじゃない人もいますがそれはよほどいい相手を見つけたときくらいなもんです。そうなると当然スタートすることもありません。
そんな大人が恋をするのはある日ある時突然のこと。今まで普通にしていた同僚、先輩、後輩、上司そんな相手が急に異性になります。そのタイミングは距離が一番。二番は言葉。この時の言葉というのは告白ということではありません。大人の恋は言葉要らず。意識するのに必要な言葉は何でもない一言でそれは仕事のフォローや心の支え、今必要だったものです。そのため言った本人がスタートさせてしまったことにびっくりすることもあります。もちろんこのスタートは片思いのスタート。
では二人の関係がスタートするのはどんなときかというとそれもやっぱり言葉要らず。飲み会の帰りに立ち寄った部屋でとかベタですが、下手すると二人だけで仕事中に顔が急に近づいてなんてことも。妄想のように聞こえるかもしれませんが、大人の恋愛ってこういう「場面」による急スタートが多いんです。
二人は自然に続いていく
大人の恋愛はスタートに言葉も要らず続くのにも言葉は不要です。私は言葉は必要以上に必要だって言いますけどね。
突然一夜をともにした二人でも始まったと思わないことがあります。それは特別な夜であってたまたま必要な夜だっただけ。 なんでしょう、書いてて生ぬるい何かを感じますが続けましょう。 女性としては言葉にしてほしいという場面は多いかもしれませんが、言葉にしないことで繋がる関係と言う場合もあります。特別な言葉もなく一度つながった関係は言葉もなく続きやすくその関係は普通に言葉で繋がるよりも自然で気の張らないものです。
ズルズル続いているという表現もあり、そう思ってしまうと幸せもクソもない関係になってしまいます。もしその関係に特別な日があり、関係が確かならそれでいいでしょう。
言葉がない関係の終わり
続いた関係にも終わりが有ります。離れることもあれば次の段階に進むということもあります。それはなんとなくでは済まないなと思い始めた結果がどちらに転ぶのかわかりません。自然になってしまった関係に求めるものが変わってしまうことも有ります。
大人でもそうでなくても関係は変わるもので、その殆どは終わりという変わり方を迎えるものです。言葉をなく始まった関係は実際の距離や環境によって自然になくなることもあるでしょう。基本的にそんなときは期待をできるものではありません。待ってもどうにもならないでしょう。そこから多くの言葉を投げる人もいますが、それはもう遅いのです。
言葉をかけるなら関係が変わる前に終わる前にかけなければいけませんでした。
気をつけるべき関係
言葉がなく始まり、言葉を求めずに過ごしていると特に男性は状況に甘えがちです。初めはそれでもいいなんて言っていた女性もそのうち馬鹿らしくなってくるでしょう。それでもズルズルつづいてしまう。
そんな関係には注意が必要です。
特に男性が二人の無言の時間を楽しんでいるのならともかく、女性が次に出そうとする言葉を遮るようになったら危険です。二人はつながっているだけでなく、次のステップをふもうとしているのかもしれません。それが次のスタートなのか終わりなのかは大人として選んでいきましょう。
ちなみに言葉を持っていないスタートは不倫や浮気には便利に使われがちです。言葉にしてないんだから有りなんて言い訳は効かないということを大人として叩き込んでおきましょう。