こうして伝説になる

　伝説という強い言葉を使うとなんともアフィリエイトとか高額セミナーの匂いが強いですね。販売している電書以外でお金をとったことがない私にはよくわからないところですが有名な秒速稼ぎの人は１００人に１人のバカが引っかかれば十分だって言ってた気がします。　逆に言うと１００人に１人しか引っかからないんですね。それが少ないのか多いのかというはなしになると多いように思いますけどね。

　さて、本題ですが伝説になるというのは奇跡の結果です。これは純粋な伝説と呼ばれるものに対してですが、概ねこの理解で間違いありません。

　それでは自分で奇跡を起こしていきましょう。

世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅

作者: ヴァレリー・エステル・フランケル,シカ・マッケンジー
出版社/メーカー: フィルムアート社
発売日: 2016/10/21
メディア: 単行本
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伝説とは

　伝説というと何やら強そうなイメージがありますし、ファンタジーという感じもありますね。しかしその文字を見てみると「伝えて」「説く」と書いてあるだけです。ようは語り継がれるような話ということですよね。辞書を見てみると言い伝えることとありますのでこの理解で間違いないようです。

　どこからこの強そうなイメージが持たれたのでしょうか。最初はやはり物語ですね。それ自体が言い伝えられている話の中で伝説による人物や武具、場所が出てくると意味が重複し意味消失と強調が同時に起きているようです。

　一方、伝説になっているものといえば物語の中の物語ということでどうしても時代が非常に古くなり自然に科学的なものではなくなってきます。つまりファンタジー的になると同時に奇跡的な話になるということですね。

伝説のもの

　自分が伝説になろうなんて言う人はそうそういませんが、有名になりたいとかそういうたぐいの人は時々います。歌手になりたいなんて言う人も同義です。

　しかし有名になったからと言って語り継がれるわけではありません。ほとんどの有名人について私達は存在を知っていても伝えるようなこともありません。

　ではどのような人が伝説となっているか、歌手では美空ひばりさんや尾崎豊さんのような人は伝説に近い人だと言えますがまだ時間経過が浅いので断定できません。少し？離れますが、伝説のようなものとしては百人一首の読み手は伝説の歌手と言えるのかもしれません。

　ちなみに時々有名になりたいというような理由で事件を起こす人もいますがその殆どはただの犯罪者として逮捕され裁判を受けて忘れられています。犯罪で伝説になろうとするのは凶悪性の高さよりも社会性が必要なようです。例えば３億円事件やグリコ事件のようなものでこれらは凶悪さというよりも社会性で残っている話です。

伝説になる

　さて自分が伝説になるなんて小学生の頃にしか考えたことが無いような気がしていましたが、よく思い出してみると高校生の頃に歴史の教科書に載るという夢を抱いたことがあることをおもいだしました。伝説狙ってたんですね私。

　残るために必要なものはわかりやすいところで「知名度と功績」です。これを除くと必要なものは感情値というものが必要です。これは関わった人の感情を大きく揺さぶるということで、現在では感情が大きく動くとSNSでの拡散などがあり一過的にでも知名度と功績を作ることができます。

　しかしSNSによる知名度と功績は非常に短期であることが知られています。これはSNSには拡散を狙う人本人がその場所での知名度と功績を狙うためであり、そのための行為として常に新しい功績を拡散することがあります。　つまり新しい功績によりその前の功績は存在が薄くなっていくということです。これは多かれ少なかれ全ての伝説や話に通じるもので特に否定されるべきものではありませんが伝説を狙うものとしては注意しておく必要があるでしょう。

　すなわち常に新しく感情値を高めていく必要がる。それは歌手が新しい歌を歌うということであり、語り部が次の話を読むことであり、常に何かを生み出し続ける必要があります。