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愛と仕事と金

弱さを晒す強さ

弱さは誰でも隠したいもの。悩みのなさそうな人ほど厄介なのは、内在する弱さを晒せないことです。その結果暴走してしまったり壊れてしまうことはもう見慣れた光景と言えます。


しかしその弱さは案外簡単に克服できるもので救えるものでもあります。

 

今日は何やら長いので一度どこかにキープした方がいいかもしれません。

カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ (新潮文庫)



晒せる強さ


自分の弱さを晒せる人は強い。何とも矛盾していますが、例えばトラウマや自分の傷を何でもないように晒せる人は強いと周りに認識してもらえます。
もちろん周りだけではなく自分も自分の強さをすぐ認識できるでしょう。

 

弱点は隠しているから弱点なのであって、晒された弱点に攻めることができない。攻めるところを見つけられない人は強いそれだけのことです。


また自分の過ちやトラウマを受け入れているというのは柔軟さとも認識されます。当然それも強さですね。


もちろん全く弱みのない強さというのもありますが、私は晒す強さをお勧めします。
それは弱みがないと頼られるだけになりがちだから。仕事でリーダーとして前に立つだけなら晒さない方がいいかもしれません。その方がリーダーシップは発揮されるかもしれません。


しかしその場合は有能であり続ける必要があります。命令を下し、決断を下し引っ張り続けなければいけません。途中で降りるのは難しい。


一方弱みを晒すと色々な立ち位置を取る事ができます。協力を求め、助けを求めることもできるリーダーは話しやすいし手を取り合って進むのに向いています。

 

 

「自分の弱さ」から逃げないための心理学

「自分の弱さ」を出したほうが好かれる―「いまの自分」を生かす心理学


弱さは誰でも持っている


あらゆる弱さは欲求と同じく人間の性です。強くありたいと思うこと自体が弱さでもあります。


過去に何もない人はいません。誰かにとっては小さいことを本人は大罪と捉えることもあります。自分の弱さを晒していると周りの弱さを知ることができるようになります。


ただ感じられるようになるのではなく、情報として自分にも晒してもらいやすくなる。それはコミュニケーションでは大いに役立ちます。相手の得意なことにもっと集中させてあげることもできるしそれが自分のやりたいことにもつながってきます。


もし弱さを持っていなさそうな人がいるなら、強い人だなんて思わないでください。むしろその人は固く閉ざすことでしか自分を守っていられないのです。

 


弱さから始まる強さ


後ろめたいところや後悔というものは過去を変えられないという意味では根本的に解決することができません。しかし未来に向かっては過去を認め受け入れ積極的に働きかける事が一番簡単で有効です。


もちろん開き直るだけでは反感もありますし自分にとっても強さになることはありません。

 

弱みが何であれ改善策を持つという事が必要です。


自分の弱さを見つめ直す時点ではっきりと理由がわからなくても強そうですし。もちろんそんな感じがするだけではないことは既に皆さんご存知です。


強さをひたすら伸ばす強さは否定しません。基本的にそれは自分の能力を伸ばす、才能を引きだす為に必要なことです。しかし弱さを含み続けるというのは強さを伸ばすための足かせになります。


手段が限られる、目的すら限られることだってあります。「これさえなければ」が無くせる方法でもあるわけです。

 


受け入れる強さ


もし自分が晒すことができるなら、誰かの弱みも受け入れやすくなるでしょう。受け入れて欲しがる人ではダメですけどね。


他人を受け入れられるというのは、やはり強さです。


それは慣れることでもありますが海外と比べると日本人は意識せざるをえないでしょう。どの国でも大抵は多人種国家です。そうで無くても英語という大きな言語の中に含まれていることがほとんどです。


しかし日本はかなり狭い世界で生きています。別に批判することでもありませんが、それで足り続けるという保証はありません。現に、多人種の受け入れを政府は積極的に進めていますしね。


日本人と世界を比べれば、平原に生まれるか一方通行の道路で生まれるかという感じです。どちらがどうという説明もいりませんね、

 


晒せないこともある


晒せ晒せという話できましたが、話せないことだってあります。秘めるべきことだってあるはずです。自分の道を閉ざすきっかけにならないなら晒す方がいいですが、その判断は腹を決めて、覚悟を決めてするべきです。


晒すのは自分です。自分の口で自分の意思です。監禁されて脅されてでもいない限りは自分の責任です。脅されたとしてもその発信には責任を持つべきですが。


晒す弱みが誰かの弱みでもある場合、晒すことで味方に悪影響がある場合その弱みは独断で晒してはいけないものでもあるでしょう。話せば楽になることもあります、話すことで責任を取るという言い訳で晒すようなことはその場で許されることはあってもそれ以上の信頼を失います。

 

 


私の弱さ


私は仕事らしいことをせずに過ごす時間が長くありました。今でもそうだといえばそうですがまだマシな方でしょう。


コンプレックスも多く強がったり、張り合ってしまうこともまだあります。


学歴に関してはコンプレックスも何もないのですが大学中退です。学ぶ気も無く行ったので純粋にめんどくさくなって辞めたというのが正直なところです。


結婚はしていません。これも今の状態というだけなので弱さかどうかは知りませんが歳からするとしていた方がいいのかもしれないと思います。


体のコンプレックスは多すぎて話しきれません(笑)
最近のことで言えば前とてっぺんがヤバくなってきた気がするというところでしょうか。


才能という才能が足りなさ過ぎるとも思っています。その分あれもこれもとにかく挑戦だと思いながら日々過ごしています。

 


自分で話していてこういうことじゃない気がしていますがとりあえず一通り書いてみました。

自分で最後に書いてしまうと言い訳じみた感じがたまらんですね。
まあなんというか楽しみましょうということで。