失恋の苦しみを忘れる方法は?
for LADYS
なぜ消えないのか
恋について、私はたくさん自分勝手な話をさせてもらっていますが、失恋して忘れるまでの時間の辛さは誰にでも思い当たることがあるのではないでしょうか。
未だに一人も経験がないというのでなければですが、まあ経験がないという失恋もあるわけですがその話はまた今度ですね。
しかも、忘れないだけならまだしもトラウマになる事もあるし深く傷つく事も少なくありません。
そんな失恋の傷はいつまでも消えないのかというとそうでもありませんが、個人差が大きいです。それは個性によると言うよりも習慣によるものです。
すぐに忘れられても次の男に遊ばれているだけだったり、そういう事が常習化して逆に異性の存在に依存してしまっているような事も見られます。これも失恋に対してまともな状態とは言えません。
忘れなければいけないなんてことはありません。それに有料セッションでは忘れなくていいという事がよくあります。しかししがみついて得られるものは何もありません。むしろ失うばかりです。
今日はどうやって忘れるのが良いのか、落ち着いて見てみましょう。
辛い事もある
忘れられない事で最も厄介なことは執着です。依存と言い換えてもいいですが、これによって人生に悪循環をもたらしている人が驚くほどいます。執着しないために執着する人もいます。
執着と依存はほとんどの場合本人に自覚はありません。自分は依存するタイプだからとか、言う人は自覚というより悲劇的な、聡明な、破天荒な自分に陶酔しているだけです。
実際は自分をコントロールする事を諦め、裸のままで外を出歩くような無防備さにスリルを感じる行為です。
個人的には可愛らしい事で抱きしめたくなるところですが、その無防備さは誰であれ放置できません。危険で危うい繊細な状態です。
ただ忘れられないだけなら、いつまでもクヨクヨして貰えばいいと思います。それ自体が悪い事ではありませんし、時間は確実に変化をもたらしますから。しかし消せるものを消さず、そこから執着や依存が悪化すると取っ替え引っ替え男を変える、男に利用される事になってしまいます。
一瞬はそんな自分が美しく儚く感じるものですが、実際はその後何十年という人生をずっと苦しむ元になりかねない事を覚えておきましょう。
何を消すのか
まずは消せるものを確認して行きましょう。手帳やノート、メモなどを用意して書き出すと手早く進みます。頭で整理する!という人も一度書き出す方法に慣れると仕事や作業が驚くほど速くなるのでオススメしておきます。
消せるもの
- 記憶は消せない
- 物は消せる
- 場所も消せない
- 環境は変えられる
- 思考は消せる
大きなくくりですがいかがでしょうか。
まず記憶は消そうと思っても消せません。思い出とか出来事とか自分が覚えているうちは覚えている。ただそれだけです下手に消そうとしないでも大丈夫です。
物は消せます。特にプレゼントや共有していたものは次のゴミの日には消せます。ただし!相手がものに執着している場合、プレゼントなんかを返せということもあるので事前に承諾を得ましょう。承諾を得られなくても連絡だけはしておきましょう。
場所は忘れられない事に大きな影響力を持っていますが、消す事はできませんね。引越しをしたりする余裕があれば見えなくする事ができます。
環境は変えられる。場所とも重なりますが環境は変えられます。仕事や生活環境、周囲の状況を変える事、生き方を変える事は少しの準備でできます。
思考は消す事ができます。先ほど記憶は消せないと言いましたが、似たようなものじゃないのかと思われるかもしれません。しかし思考は考え方です。これは出来ない、これしか無理、こうしたい、と思っている自分を捨てる事は案外簡単なものです。
さて忘れようか
いよいよ忘れる作業に入ります。まずはリセット計画書を読みスクショにでも残して、あとは勢いよく動きましょう。
リセット計画書
- 目的 過去に囚われず自分で未来を明るくする
- 概要 重りになり鎖になるものや事を捨てる事で身軽にする。
また新しい事や物を自分で得る事で、自分の意思で得られる幸福を増やし増える事を感じる。
- 捨て 物はまとめて一気にゴミ袋へ。分類も甘めにとにかくやっちまえ。
- 変える 仕事、住処、すぐに出来ないものはゴミのあと。
- 始める やりたい事や興味のあることよく目につくものを手当り次第に書き出していこう。やるかどうかは後で考えるから気にしないでどんどん。海外旅行みたいな一度行けばいいものやジムやボルダリングみたいに趣味として続けていくことも全て書こう。
GO!!
やれるか?やれるかな?どうかな?何て自分の幸せのために一生悩むのは、もちろん自分だけ。ゆっくり悩んでゆっくり苦しんで、楽しみたくなったら行きましょう!
それいけ!
ルール
従う事
笑う事
焦らず確実に行う事
執着は何度も同じ事を繰り返す元になります。よくある恋は盲目の悪い部分だけを煮詰めたエキスみたいなものですね。愛されたいからしていることが全て逆に作用しているような人を見ることは珍しくないですよね。男を取っ替え引っ替えしている人の中にも、愛を感じないと怖いという人や愛を肉体の接触でしか表現できないという人がいます。
自覚と地道な認識の置き換えが必要です。
執着には2種類あります。過去からくるものと未来からくるもの。
例えば過去に得た経験からの執着は、押し離される感覚のものです。逆に未来からのものは引き離される感覚で変わることへの恐怖や不安です。
どちらも自分自身の変化や周囲への変化を含みますが、得体の知れないものは未来のものであるものが変わったり失ったりするのが過去のものです。
執着や依存は自分でできる事をドンドン小さくしていきます。周りから見ればなんでもないことがドンドン大きくなってしまうので自分でもどうしようもありません。本来はそうしないようにそうならないようにするものです。
部分的に見れば、そういった依存が美しく見えるのも執着や依存が減らない原因と言えます。