自分の才能を伸ばす
能力の急成長
能力の成長は個人差があります。それが一から十まで全て才能の差センスの差だと思ってはいけません。成長の上手い下手はありますがその中で生まれ持ったセンスや才能が占める割合はわずかです。
それも最後の最後に現れるような差であって普段困ったり能力を伸ばせないものではありません。
能力を急速に成長させるためのポイントは5つ
- 慣れ
- 気づき
- 脱力
- 集中
- 才能
慣れ
まずスタートは慣れです。何事も慣れている事には馴染みやすいですよね。サッカーをしている人は他の運動は慣れやすくてもそれをいきなり芸術には活かしにくい。
同じ運動の中でも走る事は慣れやすくても道具を使うものには慣れにくい。
これらは成長過程での経験で慣れてきたものが大きく影響しています。といってもだから諦めるようなものではなくて必要な経験を考えることができればいいだけです。
美的要素が必要ならたくさんの美術館に行ったり本を見る。
気づき
異変、共通点、要点を見つける気づきです。思考力という部分も大きいです。見聞きするだけで周りとの調整をできるわけですから例え物が上等でなくても馴染みやすくなります。
例えば先ほどのサッカーと芸術の共通点を見つけることができればその成長速度は飛躍的に伸びる事になります。
要点がわかれば簡潔に必要な部分を伝えることができます。優先順位が作れます。
異変がわかれば注意することができます。事前に用意することができます。
脱力
大凡ほとんどの事は脱力が肝心です。気をぬくわけではなくて余計な力がかからないように注意すること。例えば利き手じゃない方で字を書くときには手に余計な力が入っていることがすぐわかります。その事に注意して力を抜けるだけで筆使いは段違いに上手くなります。
これは集中の話でもあります。余計な事に気を取られていると力が入りすぎたりするからです。
スポーツでは必要ない力が入っていると怪我をしやすかったり集中できなかったりします。上手くいってない事に気を取られて力が上手く入らないと集中できていないですね。
集中
何事も集中が大事。しかし集中の仕方や理解が足りず本領発揮できていない人が多いようです。
集中には基本的に4つ、継続的集中(継続時間)、選択的集中(周りが気になる)、実効的集中(マルチタスク)、切り替え(終了から次への引き継ぎ)があります。
毎日の瞑想で集中力が伸びたり、食事で伸びたりするので試してみましょう。
才能
コツをつかむのが上手い人は才能があるのか。没頭できる人は才能があるのか。何にでも同じように取り組むことができる人は才能があるのか。
これらは全てが才能であり育てられる能力でもあります。本人が気づかない意識しないうちに伸ばしてきた人はこれを才能と言いますし努力した人はそう言わないでしょう。
ただこれらの能力にも個性があり個人差があるのでそれを才能といえるかもしれません。
しかしこれらはどれかが足りなくても他で補えるもの。自分の能力を伸ばすのは自分のためであり、自分に関わる人のためにもなる。
そういう自分の能力をまずは信じて動くことが大事です。