未来に囚われて生きないために。
過去に囚われない為という記事があるんですが、大層な反響をいただきました。しかしこの記事には幾つかの続きがあります。その1つがこれ。未来に囚われない為に。
時間は過去から繋がっていますから、原因と結果で考えるなら全て過去からなんですが、もう少し時間軸で考えると今の自分はずっと今にいるわけではありません。過去を見つめて動けなくなったりする事もあれば、未来を見たまま動けなくなる事もあるんです。
未来に囚われる状態とは「目に見えてるつもりの先の事に囚われ過去の経験を生かさず、現在の人、物、事から目を逸らしている事」ではないかと思います。
例えばまだ結果の出ていない契約を取れたと過信し詰めを誤る。例えば絶対に上手くいかないと思い込み告白すらしない、まだしていない浮気を気にして束縛するようなことですね。。
未来に囚われているときに注目する言葉は大きく3つ。希望、絶望、不安です。未来に囚われない為にこの言葉を見ていきましょう。
希望
一見するといい言葉ですが囚われている時の希望には2つの危険が含まれています。1つは今が良くなくて目を逸らしている。2つ目は今が良くて楽観している。
絶望
ここから見えるものは今が良くても悪くても結果が悪くなるというネガティブな受け止め方。
不安
未経験の事に関して感じるのは正常な不安です。しかし不安が大きくなって動けなくなったり起きるかどうかもわからない事に対して動けなくなるほどの不安は異常事態です。
これらにおいても大切なのは過去の経験を経て次に生かす事、次とは現在であって未来へ不安を消す為の努力、楽観しすぎない為にやれる事を今やる事です。
これから起こる事はほとんど過去に誰かの経験したことです。しかしその結果はまだ誰も経験していない。今出来る事を重ねる事だけが未来の結果を変えていきます。