カップルと夫婦でルールを決めよう
ルールの決め方
一昔前ではアメリカは訴訟国家という事で日本国内では笑い話になっていましたが、最近は日本も訴訟にしないだけで変わらなくなってきましたね。
違法やルール違反というものが異常に強くなってしまいバランスを必要としています。
そんなに大きな話をするつもりもないので今回はカップルや夫婦のルールの作り方について。
和歌山の救馬渓観音にあるあじさい曼荼羅を見てきました。見た時はまだ三部程という事でしたがとても綺麗で満開が見たかったです!!
今日のメニュー
- ルールは保護と罰と基準
- 完成形を求めない
- 罰する事より許す事
- 言葉にしにくい事を表現するために
- 決め方
ルールは保護と罰と基準
カップルや夫婦がルールを決めるときに確認するべき事の1つ目はルールの意味です。法律やルールをうまく使える人は確かに成功を収めるのに近い人ですが小さい社会では倦厭されます。
やたらと常識やマナーを持ち出して怒る人は正しいようで面倒ですものね。
そのため大きな社会に打って出るという人以外は自分がうまく使う事よりも、関係を円滑に回すために使う事を心がけましょう。
では夫婦のルールはどういう基準を持つのか、それがお互いの権利の保護、必要でやり過ぎない罰、決め事の基準です。
どちらかがないがしろにならないように権利を、相手を傷つけた時に仕返しをやり過ぎないための罰、昼食1つで揉め事にならない決定手段ですね。
完成形を求めない
ルールは決まってしまうと意固地になりがちですが、一方でまったくタイプの違う人とのやり取りで柔軟派と厳格派がやりあうと平行線どころか結論から離れる一方にもなりますね。
状況も関わる人も時とともに変わりますしカップルのルールや夫婦のルールは時々見直さなければいけません。
面倒だと思われるかもしれませんがこのルールを作った頃はこうだったとかああだったと思い出話にもなりますし、相手の事を見直すタイミングにもなります。
罰する事より許す事
ルールを決める一番の目的は自分の幸せです。
相手の幸せといい切るのも格好のいいものですが、そういうものは徐々に亀裂が入ってしまうものです。
かといって自分の幸せのためにあらゆる条件を自分の気持ちいいようにすればいいという事ではありません。
自分の幸せの一番簡単な方法は、自分は不幸ではなく周りの人は幸福である状態です。そのためにルールは罰するために作るのではなく許すために作りましょう。罰があればいいというものではなくお互いが笑うためのルールを目指してください。
言葉にしにくい事を表現するために
お互いの関係を良好にするためのルールとして言葉にしにくいものを表すルールというのもあるといいでしょう。
よくあるのは夫婦の営みの今夜はOKというサインだったり仲直りのサインですね。誕生日や記念日のプレゼントなども言葉以外の表現として重要なものです。
感謝や謝罪、了解などはどれも単純な言葉ですがなかなかちゃんと伝わっていない事が多くあり、それが原因で関係が悪くなっていく事は自覚している異常に大きものです。
言葉にするルール、言葉以外で表すルール。またそれを厳格化しないのであれば慮る覚悟が必要です。
決め方
ルールを決めるのは難しいものです。だれもそんな経験をしてこないものですから。
なので初めはなぜ決めるのかという事をはっきりさせるだけでも十分。少しずつルールを追加したり変更してルールブックを作りましょう。
ただしカップルのルール、夫婦のルールを決める時に重要なのは同意を求める質問をし過ぎない事。それは決める場にいたからといって、同意したからといって本心であるとは限らないので強い質問口調は厳禁だという事です。
いいよね?というのも伝わり方次第で強制になります。裁判でなら勝てる事でしょうが求めているのは裁判ではなくいい関係である事を確認して挑みましょう。