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愛と仕事と金

売りたいと思わせる客、買いたいと思わせる店員

お客様は神様だということがはびこって長いですが、実際はどう感じていらっしゃいますか。
私はお金をもらわないと困る店、物やサービスをもらわないと困る客ということで対等だとかんじています。
裏で落ちた料理を盛りつけ直すかどうかは客次第で、店員次第ですからね。

今日はいいものを手に入れる、いい客を作るためにできることをかんがえていきます。

トップセールスには、なぜ「いいお客さま」が集まってくるのか?

トップセールスには、なぜ「いいお客さま」が集まってくるのか?



今日のメニュー

  • いい客を探す、いいお店を探す
  • 最高のものを手に入れられるかどうか
  • 選ばずに成る


いい客を探す、いいお店を探す

当たり前のことですがいい客を探すお店というのはあまり続かないものです。客に対してワガママを通すにも筋というものがあってそれがないとただの不便な店として倦厭されてしまうからですね。

では筋とはなんだといえば客に対する貢献、満足というのが手っ取り早いでしょう。どれだけルールに縛られた店があったとしてもそれが客を満足させられればいいわけです。

茶道では入りにくいにじり口からは入り、基本的に正座で待つことになります。この状態で出されるものがラーメンだったら客の感じ方は違うでしょう。
先にスープを飲まなければ退店させられるラーメン屋というのも話題になりましたが、理由は食べたいからではなく客を馬鹿にしてるとかラーメンにそんなことは求めてないとかいう理由でした。結局その店は少し緩くなったとかどうとか。

どうすればいいという型はありませんが、満足は与えなければいけません。これはどんなサービスでも物でもおなじです。



逆にいい店を探すというのはそもそもの勘違いがあります。店に買い物に行きますが買うのは店員の誰かからですね。電気屋などで自分が詳しければさっと選んでそのままレジということもありますが、詳しくないものを買うときは店員に話を聞いたりお勧めしてもらったりするはずです。
しかし知っていますか?ほとんどの電気屋のスタッフはごく小さいエリアの事でかつ表面的な事しか知りません。例えばパソコン本体担当になるとその他のパーツやルーターやインターネットなどに関しては素人と変わりません。

担当の中でも知らない事だらけで適当に答えている人は多いものです。なんせ朝会などでも世間がわかるような新しいiPhoneが出るというような事しか情報共有もされていませんから。

そんな中でいいものを買おうと思ったら専門性の高い人を探さないといけません。そんな時お店で店員にかける第一声は「○○について詳しい人はいますか」です。そうすると何を聞かれるかわからない店員は専門性の高い人を呼んでくれたりします。
そこでひとまず内容を確認する店員はまだその後を任せられる店員で、聞かずに丸投げする人は知識もたまらないのであまり任せられません。

最高のものを手に入れられるかどうか

またお店には汎用店と専門店がありますよね。
最近は電気屋に行くとあらゆるものが手に入りますが、そこのスタッフはやはり全体的な事が得意で人気のものと比較に強いです。逆に専門店では比較に強い店員は少なく、細かい性能や説明に強くなります。

買い物によって行くお店を変えたり信用できる店員を作っておくと買い物がスムーズになりますしいいものを買えるようになります。


選ばずに成る

私の知る限り、仕事だからという店員と仕事だからという客は損をしています。
店員は仕事だからしないといけないという感覚だと辛いだけになったり、失敗は自分のもの成功はお店のものになったりして仕事自体にも気持ちがさめてしまいます。

客は客でお客様は気分でいくと望んだサービスがなくて気分が悪くなったり、失敗にいらいらしたりします。

ならどうするのか。
店員だからそれをしているのではなく自分が勧めたいものを勧め、助けたいから手伝うという感覚。客は必要最低限の交換物だけを求めたりしてみましょう。例えばハンバーガーショップに行ったらハンバーガーさえ手に入ればそれ以外はどうでもいいという感じ。

いい店員いい客になると相手も呼応していい事を返してくれる事が多いので自分くらいは良くあろう。わざわざ悪い方に適応なんてしなくていいんですよ。

とか言っていると起きるのがお客様は神様だという店員と、お店の横暴まで許す客。自分が許す事せば済む事と必要な事を求めるのは別の話です。迷惑な客は追い出せばいいしふざけた店員には注意をすればいいんです。

個々人ではいい事しているつもりの事が周りからは迷惑という事もあるので難しいんですが損をしない程度には自己アピールしていきましょう。

ただし店員はお店のスタンスがあるので勝手にはやりにくいと思いますので業務外などの雑談中にああしたいこうしたいという内側へのアピールもしておく必要がありますね。



ケツ論

いい客にはいい店員が、いい店員にはいい客がつくもの。もしいい店員や客が付いていないなら何か変えるところが自分の中にあるのかもしれない。