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素敵なはなし

素敵な話になればいい話、色恋と仕事

上司のための意見の吸い上げ方

社内意見の引き出し方

 コーヒーと紅茶だったら昔は紅茶今はコーヒー飲むのが多いですが、紅茶飲む機会増やしたい私ですこんにちは。
 うちの社長は話を聞かない。上司は自分勝手だ。そんな話を聞く一方で、当事者の社長や上司からは社員の意見を吸い上げることに注力していると言われることもよくあります。その行き違いはどこで生まれてるのか、どうやって吸い上げるのがいいのか考えてみましょう。

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ノミニケーション

 特に多いのはいわゆるノミニケーションをしていると言う上司の意見です。
酒が飲める、上下関係のコミュニケーションが苦じゃない、という人はノミニケーションを行うことにまだマシだという反応をします。しかしそうでない人には苦痛であること、飲みの席で出た意見が吸い上げにつながっていないと思っている人が多いです。

 日本では飲みと言えば騒ぐことにつながるようなイメージが強く意見も流されるための愚痴のように受け取られるからですね。もしノミニケーションを有効に使うなら回数を減らしてプライベートな空間を作れる店にする、仕事の話は熱く語るより聞きだす方がいいかもしれませんね。
 

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言えと言われても

 またどんな小さいものでも意見を言うように伝えているという上司も多いですね。しかし実際には意見を出すとケチをつけるばかりで取り入れてくれない、馬鹿にされるみたいな話になります。これは意見に対する上司の反応が新人や意識のそれほど高くないほとんどの社員には伝わっていないんですね。
 効率が上がる方法について意見が出た場合に、勝手なことをするなと言う上司はびっくりするくらい多いんです。こういう時はそれをするためにかかる費用や手間について一緒に詰めようかと反応できると、この意見は進むことになります。もし立ち消えになるとしても、その話し合いについての議事録を残せば後にまた同じ状況を作らずにすみますしね。

 こういう自主的な意見が出ないことも上司の悩みになりますが、そんなときに意見を言えと言ってみても、中々上司の機嫌を見ながら意見をするのは気がひけるし、そもそも上司として信頼されてないこともままあることですね。
 そんな時は会議や食事の席で聞いてみましょう。聞くと言っても「言え!」「何か意見はないか」では無意味なので、質問そのものを具体的にしてみると答えやすくなるでしょう。「効率化についてこんな案があるけど君のところだったらどう対応するか」みたいに言うのも、個人の意見というより担当としてとなるので話しやすいですね。

 意見を聞く時は特にそれは無理だとかそれは違うといった否定する言葉は使わずに会話をするようにしましょう。

全て実現のために何が必要かを考えさせる

 また聞き出した提案、意見については意見者自ら言い出したのなら特に実現のための構想は本人にやらせましょう。と同時に補助や助っ人に本人より上の人間をつけて意見の実現に向けて現実的な動き方を身につかせると育成としてポイントもあがりますね。

 最近は意見は多いけど何もしないという人も多いのですが、実際には理にかなった意見ならどんどん実現する方がいいわけですからコスト計算、時間の計算について意見をする人ができるようになれば会社としては将来有望すぎてウハウハです。


上になるほどコミュニケーションには幅をもたせる

 こういった聞き出しについては上司としてはかなり苦労するところですが、実際には聞き方などについては講習を受けるのが一番です。そうでなければ諦めずに長期で練習すると公言しておけばいいでしょう。べつに上司はえらくある必要はないですからね。

 またノミニケーションや聞き取り、意見箱、メールマガジンなど様々な手法がありますがどれも1つで完璧であることはありません。そりゃ上に行くほど下の人は増えるわけでその分多様な人がでてきます。オタクもいればDQNもいるし馬鹿もいれば天狗もいます。それぞれが意見を出せるようにするためには立場が上がるほどその手法も多様化するわけですね。さすがに社長になって全部1人でやるのは無理があると思いますが、そくらいの気でいないと運営と社員の間には大きな差が出てきてしまいます。

うるせえガキども

とは言ってもそんなこんな上司となる人が頑張ったとしても、意見を出す側が常に答えてくれるわけでもありませんし、真面目にその心を受け取ってくれるわけでもありません。意見は言いっぱなしで何かするわけでもない、文句は言うけど自分は関係ない顔なんてよくあります。

馬鹿もワガママも自分勝手もどこにでもいますから仕方ありません。だからといってそういう人を全員クビにしていてはやってられませんし、切ったからといっていいひとがくるともかぎりませんしね。

意見を吸い上げていくようにしたならば、業務を一時間でもとめましょう。全員が無理なら2人だけでも、1人の休憩ではなく意見を煮詰めて形にするための時間を営業時間内に少しでも設けましょう。Googleがそうするように、IBMがそうするように、自分たちが自分たちの仕事を広げられるようにしましょう。

それでもうるさいガキは怒鳴って仕事させときましょうかね。

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