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愛と仕事と金

幸せを感じる方法と幸せを教える事

今目の前にある幸せを感じる事は難しい。教えて知る事はできても感じる事はできない。幸せって難しいですね。

今日のメニュー

  • 幸せを感じる方法
  • 幸せを教える
  • 幸せの世代
  • 自分に幸せを教える

幸せを感じる方法

幸せを感じる事は良くありますがいつ感じているか確認した人は少ないのではないでしょうか。まずは幸せを感じる瞬間を大まかに知っておきましょう。幸せを感じるのは次の4パターンです。

  • 得る
  • 失う
  • 見る
  • 伝染する

得る
何かを得た時は幸福を感じます。しかし初めて得た時をピークに2回目3回目と感じ方は弱くなります。もちろん同じものでも相手や状況によっても変化するので綺麗に半減していくわけでもありませんが、この幸福に対する慣れのせいで人は常に新しいものや変化を求めるとも言えます。

失う
得るのとは逆の場合にも幸せを感じる事ができます。それは無くなる事で初めて、それがあることの意味を知ったり、自分がどう思っていたかを感じる事ができるからです。
しかし喪失感や悲しさも同時に感じるのでゆっくり幸せを感じる人は少ないです。

もし喪失感悲しさを感じなければ失う事に執着してしまう病気にもなりますが、失った時に幸せを感じなければ悲劇のヒーローや悲劇のヒロインとしての歪みも強くなってしまうでしょう。

見る
さて少し注意しながら進んで欲しいのがこの部分です。人は自分ではなく他の誰かが何かを失った時にも自分の幸せを感じます。誰かにはないものが自分にはある、人のなくしたものを自分は持っている優越感と混同しがちですが少し違います。
感じる幸せは失う時と同じもので決して優劣ではありません。もし誰かの不幸を見て幸せを感じる事があってもこの2つの違いは思い出す必要があります。

伝染する
幸せのいいところは伝染する事ですね。近くの人が幸せそうな顔をしていると自分も幸せを感じます。
しかし嫉妬や妬みというものも存在するのではという意見もあると思います。これらのネガティブな受け取りをする時はその相手との距離が一定で離れている時です。それ以上に離れると何も感じなかったり素直にお祝いできますし、それよりも近ければ自分も幸せを感じる事ができます。

近く人は幸せにする方が自分も幸せになれるんですね。


幸せを教える

小さい子や若い子に幸せについて謙虚になってもらおうと必死に教える大人もいますがほとんどの言葉は流れていってしまいます。そして自分が教えたのにその通りにならないと憤りを感じてしまっている人もちらほら見受けますよね。

しかし教えたものが出てくるのは教えた側の忘れた頃。子供が大きくなった時にいつの間にか自分の言っていた事を子供も言っているなんていう風になります。そういう意味では教師は結果を見る事が少ないですから辛い部分も多いでしょうね。


幸せの世代

幸せは世代によっても違います。幼児期は何をしても幸福です。それは全てが新しい事だから。反応も素直なので親が離れるという事や大事なものがなくなるという事にも強く反応します。その時の幸福の感じ方もつたえられるといいですね。

成長期の高校生などは一通りの生活中の幸福を感じたあとなので変化を強く望みます。これまでと同じ物を与えようとするよりも自分で感じようとしている事を支えてあげる方がいいかもしれません。また幼児期と違って意思疎通も十分にできるので親の事情や考えも話しつつ理解してあげる事も必要です。

成年期は大人であり親世代でもない時期ですが、彼らの幸せは大人になる事やこれまで出来なかった親の支配から離れる事です。親の幸せを理解するのはまだ先ですが徐々に教えられた事が表に出てきます。社会への所属、能力の誇示などができるようになると他の幸せを疎かにしがちですが近くの人であればそれでも見守ってあげる粘りが必要です。

親期になると部下や子供ができて自分の主張を伝えるようになります。その中で慕われる幸せや育てる幸せを感じられます。しかしその中で真逆の葛藤も感じる事になるので、自分や近い人の過去を思い出して不幸に取り込まれないようにしましょう。



自分に幸せを教える

自分で自分を幸せを与える方法はあるでしょうか。例えば自分へのご褒美は幸せです。これは同じご褒美であっても条件反射を作れるので毎回安心感や幸せを感じる事もできます。しかし失う事、見る事での幸福に囚われた人は自虐的、犯罪的になりがちです。自分の幸せは他にもある事をしっかり自覚するためにも幸せのパターンを知る必要があります。

伝染での幸福は相手にもよるので毎回得るのは難しいところ。だからと言って相手の不幸を増やして悲しみや怒りを感じさせるとそれも伝染してしまうのでやはり周りには幸せを与えておく方が自分は幸せになれます。

幸せは時期や状況によって変わるものですし1つに限ったものではありません。これをしてる時だけが幸せ!という言葉は自分を縛る事になってしまうので、自分の幸せの範囲は広げておきましょう。