異次元の人に説明する技術
何故か数ある伝える技術の中にあまり入ってないことがあるのでそれを補足する形で考えていきます。
それは異次元の伝え方。
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- 異次元にいる人は必ずいる
- 変わるべきは説明する側
- 山を砂にする
- 次元を合わせる
- 視覚聴覚触覚 立ち位置 マイナス
異次元にいる人は必ずいる
自分が何をどうやっても話が伝わらない人はいるものです。わかったと言って平気な顔しているのに全く違うことしていたり、いつまでもトンチンカンな問答をやり続けたりすることになります。
これはどうやってもいなくなりませんし異次元人、異世界人と思って伝えることが必要です。
変わるべきは説明する側
話の通じない人をコミュニケーション能力の欠如という人もいますが、一概には言えません。もちろんそういう場合もありますが、伝え方の習慣が違うと会話は思っている以上に通じないことは当たり前だからです。
もし身の回りにそんな人がいたら諦めるのではなく、離れるのでもなく、自分の能力開発の実験に付き合ってもらいましょう。一度作り上げた伝える能力はほぼどの世界の人にも通じるので言語を超えてコミュニケーションがとれるようになるでしょう。
相手に変わってもらおうなんてことは絶対にしてはいけません。だってそれを伝える手段がないのですから。
山を砂にする
まずは山を砂にする覚悟をします。例えば「りんご」この山を砂にします。
赤や緑の果物でアダムとイブが食べたもの、白雪姫が魔女からもらったものは毒りんご。大きさは拳より大きいものから小さいものまであって形はトマトのようで丸に近い。食べるとシャリっとしていて甘みが強くても酸味もある。アップルパイや焼きりんご縁日のりんご飴などに加工して食べられることも多い。
まだ出来ますがもう雰囲気はわかってもらえたと思うのでここまでにしておきます。つまり1つの言葉をあらゆる方向から説明するわけです。
説明するために言葉を選ぶというのではなく、説明のための言葉を説明することです。辞書で言葉をひくようにその言葉以外の言葉でそれを表現していきます。
伝える技術は話の通じる人を前提にしている節がありまして、この辺りは省かれているようです。英語しかわからない人に方法を変えずに何度同じ説明をしても無駄というやつです。
次元を合わせる
相手の次元が違う時にいくら説明しても通じませんし、わからないならわかるようになれと言ってもそれが通じません。自分がいかに伝える力があるかが試される場面ですね。
まずは相手の次元に合わせていく必要があります。
例えば当たり前にテーブルの上に並んだコップの左端のものを持ってくるように伝えたいとき。
テーブルが複数あるかもしれない、棚が付いているかもしれな。丸いテーブルが真ん中にあれば見る方向で左が伝わらない。マグと湯のみとグラスがあればどれがコップか伝わらない。
これはよくあることで自分の目線ではそれしかないのに他から見れば複数あることがあります。
通じていないことが見て取れる場合は早めに山を砂にしましょう。また作った砂を伝えるときに一般的な伝える技術が役に立ちます。
結論から言ってみたり、ポイントを絞ったりです。
視覚聴覚触覚 立ち位置 マイナス
砂にした山は伝えながら山になっていきます。しかし山にするときに断崖絶壁では登ることができません。誰でも登れる道を作っておきましょう。それは次元を越えた伝え方。
人であればおおよそ変わらないものを利用します。それが視覚聴覚触覚です。もちろん立ち位置で視覚が変わるようなことがあるので視覚しか伝えないという事はいけません。また視覚を伝えるときは自分の視点からと相手の視点からの説明をすると視線と視線が結ばれて点になりますね。
さらに除外するものを伝えてしまえばさらに確実になります。必要なものがあやふやでも間違いにくくなるわけです。だからといって不要な方ばかり強調するとそちらが記憶につよう残ってしまって本末転倒ですが。
笑顔と感謝
なんにせよ相手には笑顔と感謝が大事です。伝わっても伝わらなくても自分の練習に付き合わせたんですから。それに緊張は思考を萎縮させませすし、不満は精彩を欠いてしまいます。これも伝えるための技術です。
ちなみに笑顔と感謝は嘲笑と蔑みに見えることがあります。笑顔と感謝もまた伝える技術が必要かもしれません。
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