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愛と仕事と金

意識の高いコンビニ店長と意識のないバイト

社長とバイトの差

アルバイトの人にも積極的に意見を言ってもらって。ノルマを設定して。やる気がある人を評価する。
そういう店長のほとんどはハリボテです。なんであれその段階ではそう言うしかない言われるしかないでしょう。

マンガ ほんとに怖いブラックバイト ~大学に通うためにバイトしてるのに、バイトのせいで大学に通えない件


個人的にはコンビニのアルバイトはオススメです。小さい場所で多くのものを扱えますし、仕入れから販売の流れの基本くらいは見れます。来る人も多様なので観察できる事が多くあります。

ただ最近はどうも熱量の噛み合わない店長とバイトの関係が多いきがします。平和に働けている人は幸せだと知っておいてください。

☆熱量の多い店長は経営者の本とか自己啓発とかに片足を突っ込んでる人です。ある種の宗教にはまっても同じ感じになるのかもしれません。片足だけなのでハリボテにしかならずなんのハリボテかといったら経営者なわけです。

社長や経営者は熱量の一番大きい人たちです。その言葉や人生論をそのままコンビニの大きさにいれたらそりゃ大きすぎますよね。金魚鉢にマグロ飼うというようなものです。

余談ですが、熱い人は松岡さんかセブンイレブンかディズニーの事を好きだと思います。

☆一方でアルバイトは、特に学生はアルバイトで何をしているかというと遊ぶお金を作っています。生活費でもありませんしそこに就職しようというわけでもない。月に数万円あれば問題ないし遊ぶ相手や仲間は他にたくさんいます。

やり過ごせば時給がもらえるという認識の人に、あれやれこれやれと言ってみても面倒だとおもわれるだけです。でも何もしなくて暇だからサボったり余計な写メ撮ってTwitterに流してみる。



ステップの欠如

アルバイトが30代より上ならそれくらいの熱量くらいないとちょっと雇う気にもならないかもしれませんね。しかし大方のパートバイトは仕事を大きくする気はないし店が潰れなければいい、そしてそれは自分たちの責任ではないとかんじています。

氷を気化させるなんてのいうのはごく一部でしかできな事で、一般的には徐々に温度を上げるしかありません。

そのステップを店長というハリボテが知らないわけですから、この温度差はブラックバイトにもブラックパートにもなります。

☆温度を上げるステップは

  • できる事を増やす
  • 未来に繋がる知識を与える

のたった2つです。
基本的な事ですがこれしかありません。できる事がしたい事に繋がる人は少ないですし繋がっている事を知らない人も多いわけですからこれだけで十分とも言えます。

ただしこのステップに終わりはなく、ひたすら更新がある事も注意が必要ですね。

例えばある程度コンビニで過ごすと仕入れと売り上げの差額が儲けであることを知ります。そこから人件費やら色々払うという事もおいおい認識するでしょう。しかしこれは仕入れの業務を実際にやっていないとなかなか認識できるものではありません。

なんせ社会人でさえ他部署の仕事を軽んじるなんてことはよくある事ですから。


バイトに必要な知識と熱量

☆アルバイトに対してもっと上を目指せというのはいささか無理があります。
生きるためにという人は多くないですし、生きるためであってもそう認識していない人には熱もない。
さらに、生きるためには今ここで得られる程度の金額でよく上を目指す必要はない、という人もいるわけですからアルバイトに対して熱量を爆発させる店長は虚しいものですね。

ドライに接しろという事でもありませんし、最低限の仕事だけさせていればいいという事でもありません。できる仕事は増える方がやる側は飽きないし知識と技術のステップで成長できます。

仕事をしない上司の元では社会人でも働きが悪くなりますし、リーダーとして店長が成長する必要がありますね。

熱の割合

世の中にはもう社会制度が定着して数百年たっているわけで、そういった熱の違いにも対応しろよと偉い人はたくさん言葉を残しています。

☆そんな中に割と新しいもので8対2の法則があります。2割が8割の利益を生むとかそういった話です。ほとんどの人は、この数字出しておけば割合的に不出来な人が多くても納得してくれます。

ちなみに熱量でもやはり2割が熱を持って働き、残りは傍観的受動的な働きになります。またもう1つこの派生で2対6対2というのもあります。

最後の2割は足を引っ張る割合です。確かに人が集まると引っ張る人と流れる人に足を引っ張る人が必ず現れますものね。

こういった割合を知っておくとやる気のない人が多少いたところで気になりません。ちなみに2割をいかに増やそうとしても無理らしいですよ。仕事をしないバイトを使い捨てるタイプの店長さんは注意してくださいね。

対応

☆ではこの熱が低い人たちにどう接するかというと。
  • 放置してもいけない
  • 押し付けてもいけない
  • 友達、仲間、家族

熱の低い人は噂のやる気スイッチが入ってない人でもあります。無理に押し込んでもオンにはなりませんし、感情をぶつけてもどうにもなりませんが、放置をしておくとただの置物のごとくなってしまいます。
動くのに必要な熱は線香でジワジワと燃やし続けます。

ゴリゴリ押し付けていっても焚き火にうまく火がつかないように、やる気はうまく引き出すものです。
コーチングの勉強をするかセミナーにでも行ってください。次々人を変えるよりコストパフォーマンスもいいですよ

まずは友達になること、上下より横にいる方が熱は伝わりやすいのが人です。
仲間になれば少し熱量を増やしていけますし、家族になれば信頼も変わります。


☆ただし人が変わるたびに人の成長は初めからやり直しです。途中から始めても意味がありません。多くの人は一度出来ると最初のステップを抜きがちで忘れがちです。

かならず一からスタートしましょう。