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愛と仕事と金

恋人に逃げられない刺激とは

あ、これはやべえ。 異性と付き合っているとそう思うことはまれにあるでしょう。 時々かもしれません。結構ある人は自分が悪いかお祓いに行ったほうがいい。

いつもだって人はちょっと出家して出直そう。

相手に逃げたいと思わせてないでしょうか。

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 恋は駆け引き、慣れと刺激

 恋は駆け引きなんていうのはも擦り切れてしまった言葉かもしれませんが、一周回っていい感じに年季が入ってアンティークな光沢が出ている頃なのかもしれません。

 恋で重要なのは慣れと刺激です。ある程度自分に慣れてもらわなければいけないし、慣れすぎてはグダグダになってしまう部分もあります。

 例えば初めから相手に喜んでほしいという思いが出すぎると、その刺激に慣れてしまって相手は徐々に手抜きをされているように感じ始めるでしょう。またいつも刺激を与えてはいけないと思って愛を節約していると、愛を感じられなくて逃げてしまうかもしれません。

 浮気も同じように単に一度きりの関係と言うのは別にして、続く浮気というのはその背徳感などを刺激として本命を慣れに使っている状態です。続く浮気をされないようにするためには日常にも性交渉にも刺激を作らなければいけません。

強すぎる刺激

 刺激は必要とはいいつつも強すぎる刺激は毒になります。例えばプレイとしての軽いスパンキングは刺激として認められるとしても、生活で叩くのはDVとして感じられがちです。

 また刺激は暴力だけとは限りません。言葉は最近特に強い力を持っており、語気の強弱に限らず命令的、支配的に受け取られる事は多くなっています。当然そう受け取られてしまえばそれは強すぎる刺激として成立します。

 逆に弱すぎる刺激も強すぎる刺激と同じように作用することがあります。自分は愛を伝えているつもりでも相手にとって弱い刺激であればそれは、ある日喧嘩などをしたときに愛されていないという強い刺激として暴走します。  相手は私の愛をわかってるという人もよく見かけますが、それこそ強すぎる刺激です。言葉にしていない、表出していない感情や気持ちを理解しろと言っているわけですからね。

逃げるほどのあれ

 ここまでは比較的常識的な刺激の話ですが、そうでないことだってあります。 ストーカ、暴力、犯罪、リストカット、鬱、宗教、借金、こういうものは当然相手が逃げてもしかたのない強すぎる刺激です。

 やめられるものならやめるのも必要ですが、相手に合わせて自分の刺激を緩めるように気をつけましょう。自分を抑えて相手に合わせるなんて恋じゃないと言う人もいるかもしれませんが、相手のことを考えてあげられない事こそ恋じゃないと言っておきましょう。

ぼくは愛を証明しようと思う。