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愛と仕事と金

備えても対応できない 週雑

 週末に電車に火事が燃え移ったと言うニュースが話題です。

「原因」と「結果」の法則

 私と備え

 私は対応力が低く、いざという時に何もできないことがよくあります。自分でもよく分かっているのでなるべく多くのシミュレーションをして対応できる事を増やしてきました。もちろんその成果は出ていて困った時に誰かの力になれたと感じることも多少出てきました。

 しかしこれはシミュレーションの成果でしょうか。シミュレーションをしている間にも年月は過ぎていますが「いざという時」は数えるほどしかありません。しかもシミュレーションに関係なく人生経験を積んでいるわけですから対応できる準備は積んでいたと言えなくもありません。

 私は今でも必要な瞬間に何もできなかったと思うことはよくありますし、このシミュレーションは意味があるでしょうか。

準備と対応

 私のことはさておき、世の中では準備が声高に叫ばれます。地震や火事などの災害も事故もそうですね。保険なんていうのは準備の一つでもあります。

 ところが準備を叫んでいる人たちは実際に事が起きると何もできないなんてことがよくあります。人によっては政治が悪いと全て押し付けたりもしていますが、国のまえに自分がどうにかするのが早いし確かだっていうことを覚えておかなければいけませんよね。  そういえば時々事故にあいそうな自転車屋歩行者の中に事故にあっても相手が悪いから!!と笑っている人がいます。痛いのは自分だし、死んだらどうするんでしょうね。

 準備は迷惑をかけないように気を遣うということや、成果を大きくするためのものです。しかし実際には思いもよらないことが幾つも起きて対応ができず成果どころかマイナスになってしまうということもしばしば。しかし準備は大抵お金がかかるということで何か重大なことになってから対策として行われるようになる場合がほとんどです。そのために準備は具体的なその事案にしか対応しておらず、また真剣味にかけるようになります。

 もう一つ準備と対応ではスマホの問題もあります。問題となっているのは基本的に詐欺で、ワンクリック詐欺やウイルスなどがあります。しかし子供にこれらを注意する時にそれに関わるなというのは準備としては3流というか落第点というか全く意味がありませんね。危ないから一切走るなと言っているようなもので現実的ではありません。それに問題はそれに関わった時に対応できることです。殆どの大人は関わった時に怒るだけで対応全くできてないのがきになるところです。

電車が燃えた

 今回のニュースをテレビで見ていて驚いたのは電車が止まった場所と簡単に燃えていく電車でした。

 線路外のことなので電車としては止まる場所も同仕様もなかっただろうと思いますが、とりあえず火事が分かった時点で車両を離すことはできなかったのかと。また燃えてからの脱出に関しても扉を開放するのは客が飛び出て危険ということなんですが、何のために開放できるのかと。

 この辺りは実際に訓練していることの本質を伝えられていないということです。コレは企業でも理念や方針は上だけが認識していて平社員にもなると全てがただの作業になってしまっていることと同じです。

 準備が対応に結びつくように考えることも大切ですね。

私の準備

 そういえば私はよく出先でものを落とします。迷子とサイフを拾うことも多いのですがその分落とすみたいな感じになっています。

 サイフは拾ったところで自分のものにはならないし、迷子拾っても同じく。そうすると自分のサイフが戻ってこない可能性の分だけマイナスなんですね。なので私はお金関連を幾つかに分けて持っていたり、無くしても使われないようにスマホの守備は堅牢だったりします。

 ただこの辺り、準備ではあるんですが、対応としては警察に行ったりするくらいで他に出来るのはスマホ落としたりカード落とした時にどうしたらいいか知ってるくらいなものでプラスに転じることはやはりなさそうです。