本当に大切なものを見つける作業
命以外に最も大事なものを差し出して、その次に大事なもの。その次に、その次に
本当に大事だと思っているものは初めに出てくるものではなく最後に残るもの。
かもしれない。
- 作者: ドクター・ジョン・F・ディマティーニ,成瀬まゆみ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/02/17
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 2人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
人は単純なもので目に見えるものに馬鹿みたいに影響されます。
されてないとどんなに強がっても、逃れることのできないものなので諦めて受け入れましょう。
そして同じように、何かを提示しなければならないとき思い浮かぶものもまた目につきやすいものになってしまいます。
なので、やはり大切なものは最後に残るものになってしまいます。
何も残らない
人によっては、この方法で大切なものにたどり着けないでしょう。
素直に大切なものを選出できない人もそうです。
しかし頑張って大切だと思うものを選び出してきたにも関わらず何も残っていないと感じる人、そして残ったものがぼんやりしていて気づけない人というのは答えがそこにあるのに見えないようなものでとても辛いでしょう。
全て絞り出すまでにかかる時間
さてこの作業にどれくらいの時間がかかるのか。
人によっては大きく変わるので簡単には言えません。短くて1時間、長ければ年単位。
それに一度答えを出したところで、数年経ったときに同じ答えになるとも限らないので定期的に答えを求める必要があります。
つまり、毎年年末にとか、オリンピックに合わせてとか自分の周期の中で繰り返し求めていくものだということですね。
この答えがくれるもの
大切なものは自分をはっきりさせます。これまで決断してきたこと、したことしなかったこと、続けたことやめたことすべての答えがその中にあります。
それは自分の形を作り、言葉を作り、感情を作ります。世の中に見える自分のすべてです。
存在そのものです。
方法
初めは大切なものを想像して、それよりも大切なものをそれよりも大切なものを。と膨らませていきます。
ある程度膨らまないようになったら、それを書き出し一つ目の大切なものとしておきましょう。
それを幾度も繰り返し、出なくなったら次は自分の裏側を探ります。
嫌いなもの、もっと嫌いなもの消したいものを膨らませて、大切なものと同じようにこれ以上ないというところで書き出していきます。
どちらもなくなって何もなくなってからが本番です。
もしその段階で最後のものに気づけたなら素晴らしいですが、そのまま何年もわからないこともあります。
書き出したノートやメモを持ち歩き時々見直してみましょう。
すると足りなかった言葉やもっと大切にしていたものが書き足せたりします。
そのうち答えにたどり着くでしょう。
何があっても、何もなくても自分は自分。それを自分が一番よく知っておかなければ自分の得たいものが必ず小さくズレてしまうでしょう。