熱血漢は希少種で面白い
おっしゃあああ!
スポーツやなんかでは激しいガッツポーズもよく見ますが、実生活では熱い人というのはかなり少なくなったと感じるのではないでしょうか。
さとり世代や草食何て言葉が表すように、今世の中で熱血漢といえば松岡修造さんくらい。
そのせいで世の中でたまに熱血漢に出会うとみなさん戸惑うようです。
松岡さんはかなり完成された、精錬、鍛錬された熱血漢なので上司に欲しいとまで言われますが、実際に他の熱血漢が上司だとかなり厄介なことになるでしょう。
熱血=バカ
自分で熱血漢だと思っている人はバカになってしまっていることが多いです。全力疾走、前進あるのみというスタイルが熱血漢であるように捉えるのでそうなるのかもしれませんが、松岡さんは長く指導する立場にいるのでその点抜かりなく根回しもすればわざと失敗させても必ず心から復活させるというテクニックもお持ちです。
一方で一般的な人の熱血漢は指導する立場でも引っ張る立場でも、そう長くいた経験はありません。とにかくやれ!とにかく失敗しろ!とにかく復活しろ!という調子で周りの人は苦労するはずです。
熱血対策
これは私の基本でもありますが「相手の調子にのる」というのが一番楽です。
相手と同じ調子で話すというのは話を合わせるというよりも同じテンションで話すという感じです。
当然自分のキャラから無理をする必要もありませんが、例えるなら高い方のドと低い方のドで合えばいいというかんじです。相手が頑張りが見たいというとき、その人によって頑張りの内容は違います。そんな時は相手の満足できる見えるものを用意する方が自分なりを通すよりよほど楽なものです。
見えない所での嘘だってつけばいいんです。寝る間も惜しんでやれと言われれば寝ずにやってきましたと言えばいいんだし、それでこのレベルかと言われれば見た目全力で謝ればいいんです。
やり直せということであればあなたほどの能力がないので少し手伝ってくれというか補佐か時間をくれと言えばいい。
熱血漢というのは自分の能力を高く見積もる傾向にあり、乗せられやすくもあるので今後のために乗せる練習でもしておきましょう。
熱血になる
自分で苦しいときや辛いときは熱血になったふりをして見ましょう。一人でおっしゃああという声をあげ、ガッっつポーズをとり、思い出せる限りの熱血なシーンを思い浮かべあたかも今からライバルと多々かうような気持ちを作ってみましょう。
案外簡単に熱血のふりはできますし、案外やってるうちにいつもの調子なのにいつもの気持ちで取り組んでいるはずです。辛かったり苦しかったものがいつも通りなのですからもうけものですね。
もしかすると周りにいる熱血漢はいつもそうやって熱血のふりをしている人なのかもしれません。