調子が悪いときはどうするべきか
人には波があるもので、良いときもあれば悪いときもあります。
特にそれが仕事だったりすると波を越えないわけにはいきません。
さてどうしたものか。
なにもしていないのに調子がいい ふだんの「呼吸」を意識して回復力を高める
- 作者: 森田敦史
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: Kindle版
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波の大きさからみてみる
波と言っても寄せて返すさざなみなら気にすることはありませんね。しかしその波が大きく戻る宛が見えないともなると大きな話になってしまいます。
自分の波の大きさを冷静に感じましょう。
波の大きさは時間の長さ
波にも色々ですが、波の大きさはそのまま回復までの時間の長さに繋がる事が多いものです。
小さければ数時間、例えば眠気のようなものです。長くなるとスランプやイップスとなりいつ回復するかわからないようなこともあります。
できる手は何か
波が引いてしまったときできることは何があるでしょうか。基本的な手段は二つ。
一つは補助電源の用意です。人は誰だって波があるわけですから予め用意ができることだってあります。
仕事なら時間的余裕を作っておくとか、予備の作成といったものです。
創作的なものであれば、貯金と言われることもありますね。これまでの創作物がしっかり存在すれば、多少調子が悪いときでも過去の自分から助けを得ることができます。
そしてもう一つは諦めです。
諦めると言っても手を引くということでは仕事はできませんので、休憩と言えばわかりやすいでしょう。
気分転換は何をしても大事なものですが、一つのことに意識が行き過ぎると盲目的になってしまうのは誰にだって経験がありますね。
休憩や休暇は仕事の効率化に繋がるというのはブラック企業でなければ当たり前のことです。
意図に反して長く手放すこともあります。怪我や生活の変化など理由は様々ですが、それが長期的なリズムを作ることだってあります。
離れたからもう無理というよりも、一度離れたからこそ見えるものがあるというのもよくある話です。
深刻な低迷
さて、問題は完全な枯渇。何をしようとしても身が入らない、集中できない、何も浮かばなくなってしまったらどうすればいいのでしょうか。
多いのはがむしゃらに絞り出すこと。
自分の才能や思考は出せば枯れると思っている人も多いですが、実際は出せば出すほど磨かれるというのが正解です。
何も出ないと思っているときは実際は磨かれた自分が過去の自分との決別をする時。
ブレイクスルーや開花は時間の問題かもしれません。そんな時はがむしゃらに出し切ることで掴めるものが見えてきます。
ただし、自分で出し切ったと思う時はまだまだ先に限界があるもので、壁だと勘違いしてしまうものです。
そんなときもリズムを整えるためにも、突破するための穴を見つけるためにも、一度引いて身を緩めましょう。
緊張と弛緩のバランスが基本で最大のポイントということですね。