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愛と仕事と金

集中する練習をしよう

少し前はエナジードリンクでカフェインや糖分でエネルギーを得て覚醒する事を狙った商品が流行りましたね。定着もしているようです。しかし世の中にはカフェインがダメだとか糖分取りたくないとか、そんなことじゃなくてそもそも何かに頼っている感じが駄目だって人もいます。

そこで集中するというキーワードが広がりつつあります。 自分を操る超集中力

集中力を知る

覚醒と言う言葉にブラック企業社畜が飲まれていく社会。そんななかで少しずつ影響の輪を広げているのが「集中力」というもの。

というものなんて言いましたけれど誰だって集中力ぐらい知っています。考えたことがある人も少なくありません。しかし、実際に集中について真剣に考えて体験したことのあるのはスポーツ経験者の中でも、より真面目に取り組んだ人たちだけで殆どの人は集中したつもりです。

実際に集中を経験すればわかりますが、勉強や仕事中に横で動画を流しているとか、殆どのBGMに使っている音楽とかは集中を阻害するものになってしまっています。

またスポーツをしているときに「ここ集中!」と叫んだりしますが、あれも凡そ意味のあるものではなく、あの言葉でむしろ気持ちはバラけてしまいます。

まず、真剣にやることと集中することは別だということを確認しておきましょう。

そして先に言っておくとスポーツ選手が、気持ちを昂ぶらせるために音楽を聞いて集中するのと作業に集中することは別物であるということは注意が必要です。 専門医監修 Refine〜集中力を高める〜

自分の集中状態を知る

耳にする集中というものが偽物であるとして、自分の本当の集中はどういうものかわからないということになるでしょうか。

簡単に言えば集中状態は後から気付ける状態であるといえます。

勉強に集中した、仕事に集中したという場合は音が気にならなくなり、時間の過ぎるのが早かったとなります。スポーツの場合は音が気にならなくなるのは共通しますが、逆に周囲をよく見ることが出来る、時間をゆったりと感じることができるでしょう。

集中が叶った場合、効率は上がり、余計な思考はなく、その間に疲れたと感じることも少ないようです。

自分の経験から集中したことを思い出してみましょう。スポーツか勉強か、仕事か、パズルや、ゲーム、読書など単純作業の繰り返しの中でその状態を得ていることは多いものですが、他愛のないことであるためにその後にもあまり意識していないことが多いですが、思い起こしてみれば集中したことのない人はいないでしょう。

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集中を作る

では実際に自分を集中状態においてみる、集中を作ってみる練習をしましょう。

よく用いられるのは、座禅、瞑想、自己暗示です。

座禅と瞑想はセットのようなものですが、これらは何も考えない練習と言うよりも一つのことに集中する練習です。呼吸を数え、途中で違う思考が働いていれば数字をリセットしてまた数えると言う作業をして一つのことに集中する練習をします。

目を瞑ってすることもありますが、それよりも軽く開いた状態で見るともなく見る、見えているけれど意識しない状態がいいでしょう。練習のためには薄暗い部屋や、壁に向かうなどしてあまり景色が動かないほうが練習に向いています。

音に関しても基本的に騒がしくないこと。そして一定の音があると集中しやすくなります。それは音楽よりも自然音の方が向いていて、音楽であっても言葉が無かったり、気持ちの高揚しないものが必要です。つまり、それがJPOPを聞きながら集中していたということがあまり信用できないという根拠です。言葉を認識してしまう、高揚してしまう事は集中には邪魔なものです。

周りに人がいる状態で、作業中に周りの会話を理解しているうちは集中していないと考えて差し支え有りません。

瞑想や禅はややもすると眠くなりがちなので、体は楽にしたほうがいいのですが寝転んだり楽過ぎる体勢は避けたほうが良いでしょう。

集中を作る練習1

1.楽すぎない体勢を作る

2.軽く目を開き見るでもなく見る

3.呼吸を数え、数字以外のことを意識したら0から数えなおす

これを少なくても15分程してみましょう。

これが集中状態を作り維持する練習です。

次に作業に対して集中する練習をしましょう。

どういうことかというと、瞑想をすれば集中はできるけれども、実際の作業に対して集中を発揮出来るようにしなければいけないということです。

集中を発揮するために必要なのは自己暗示です。スポーツや最近の言葉にすれば、ルーティン化です。スポーツ選手や一流と言われる人は必ずルーティンがあり、それをすることで集中状態をつくります。集中状態とは関係なく同じ作業をこれだけしたのだからコレで失敗したならそれ以外の原因を求めることが出来るとイチローだかどこかのスポーツ選手が言っていた気がします。そういう考え方もあるのだと気づいて楽しかったのですが、それもまた集中するための工夫でもあるかもしれません。表現が遠回りしまくっていてよくわかりませんね。

要するに、ルーティンによって最高の状態で挑んだらあとは仕方ねえみたいなことです。

さて個人の場合ルーティンをたくさんこなす必要はあまりありません。目の前にあることに集中できればいいだけのことです。

例えばグーをしてその親指の爪を見て10数える。

座ってから首をほぐし、目を閉じて深呼吸してから目を開ける。

等の簡単なもので十分です。こういうものに関しては、作業状態を作るだけでもいいこともあります。

例えば、パソコンを開きスマホをサイレンスにして、無音のイヤホンを付ける。こういった作業に入るまでの流れを作ることそのものが無意識のうちにルーティンとして働いている場合もおおくあります。

ただし、様々な作業で集中を発揮したい場合は物に頼らない、つまり物の有無でルーティンができなくなったりしないように注意したほうが良いでしょう。

集中を作る練習2

1.作業に入る前の行動を見直す

2.物の有無に関わらず毎回出来るルーティンを決める

3.これをすると集中できると言ってからルーティンをして作業に入る

集中と天才

さて、集中を手に入れたら誰でも天才になります。

才能の全てが表に出てくると言う方が正しいでしょうか。

もちろんそれでなんでも出来るというわけではありませんが、なんでも出来る可能性を最大にはしています。

その最大になった才能の中で欲しいものを欲し続け、発揮したいものを発揮し続ければ、天才と言われ、『やれば出来る」なんていう言い訳もせず、やればどうにかなったと言い訳する必要もなくそれこそ本当に前向きに生きることが出来るでしょう。