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愛と仕事と金

正月にしゃれこうべを  週明け雑談マガジン 年明け版

今日から仕事という人も多いようですね。私はフラフラとしてるのであまり関係ありませんが、世間が動けば自分の周りも動くもので注意が必要です。

一休―とんち小僧から名僧に (講談社 火の鳥伝記文庫)

正月といえば私が思い出すのは一休さんです。とんちで有名な一休宗純は「有漏路(煩悩の世界)より無漏路(悟りの世界)へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」という言葉で一休という名をつけたそうです。

私にとってこの時期に思い起こす理由は「正月は冥土の旅の一里塚」というもの。正月はめでたいけれどその分年もとって死も近くなる、死んでしまえば金も地位も持ってはいけないよ。そう戒めだか嫌がらせだかのために一休さんはドクロを持って正月の街の中を歩いたそうです。

一休骸骨

ヘタな人生論より一休のことば

稼ぐ、経済活動というのは大事なものですが、経済成長が限界とも言われる日本はこれからの世界を見る一つのテストケースとして注目されています。そんな日本で仕事の価値を見直す方が増えつつあります。

生活を維持しつつ価値を組み替えるというのは中々できそうもありませんが、できないから何もしないでは今の世代が前の世代に思う不満をまた繰り越すことになります。今の自分の周りの価値について、答えを出す必要なんかは全くありません。ただ、自分にも周りにもそれなりの考えを促し、次の世代の思考に繋がるように伝えていけるといいですね。