完璧な失敗とは
失敗する方法と書き始めると上手く失敗して成功にするとかその後のケアの方法だったりが書かれている。
特に上手く立ち回り方を伝授するというのも飽きたので失敗について考える。上手くないリカバリもしない完璧な失敗を。
今日のメニュー
- 失敗の種類
- リカバリしないじゃない
- 完璧な失敗
- まとめ
失敗の種類
まずは失敗の種類について見ていきたい。種類といって失敗について調べた事のある人は少ないと思われるが、どうやら失敗学というものもあるようでそこから見るならば
- 織り込み済みの失敗
- 結果としての失敗
- 悪循環の生まれる失敗
ということらしい。いかにもポジティブ目線からの分類である。今回はこの失敗学から得られるような失敗の回避やリカバリもさせない失敗の方法を考えるので一旦無視することにする。
さてではどのような種類があるのか。
- 個別の失敗
- 巻き込む失敗
この2つで十分である。とはいえこれだけでは心許ないのでもう少し見ておくと、失敗の原因には幾つかの原因で凡その理由を説明できる。
- どじ
- 忘却
- 油断
この3つである。
油断は大きい意味で先の2つも巻き込むものであるが失敗の要因として一番バランスのとれた3つだろう。
リカバリしないじゃない
失敗にはリカバリがつきまとう。しかし完璧な失敗をするためにはそれを許すことはできない。さらに言えばリカバリを敢えてしないのではなく、リカバリをできない失敗こそが完璧な失敗だろう。
一応リカバリの中身を確認すると
- 修復
- 倍返し
- 転換
この3つがある。
修復はその場でリカバリができるもので、倍返しは後からのリカバリでお詫びやお礼それに失敗を糧にするというのもある、最後が転換で失敗を逆手にとってというやつでリカバリとしては高等である。
これらのリカバリをさせない失敗は一番有効なものは多くの人を巻き込んだ失敗だろう。1人のことなら何とでもなることも他人が巻き込まれればそうはいかない。
1人で転ぶか転んだ先でドミノを引き起こすかということだ。
もしくは一度しかない事。
完璧な失敗
具体的にどういうものが完璧な失敗かとと言う事はできないが、失敗に含まれる要素で言えば巻き込み型であり人生一度の選択といえば結婚がそれに当てはまっていた。残念ながら現在では大きな失敗ではあるもののリカバリは比較的容易になったので完璧な失敗とはいえない。
果たして他に大きな失敗があるかといえば、それは個々人の行いであるのでコレという事はできない。
後悔してもしきれず、恨まれれば治る事もなく、それ以降の人生を全て消し去る失敗。それは結婚の反対のような事であるかもしれない。
例えば誰かとの縁を切る出来事、それも自分の思い込みではなく恨まれ悔やまれる理由で。
ほとんどの関係はリカバリができるのでこれでも完璧ではないがかなり近い失敗だろう。
そしてここまでは避けていたがやはり完璧な失敗というものの1つとして言えるのは不慮の殺人を含まざるをえない。
いかに完璧であろうとも残念ながらこの事については私は語る口を持たない。
まとめ
故意による失敗は失敗ではなく悪行である。
あくまで不慮のことでなければいけない。
そうなると完璧である失敗はかなり難易度の高い事である事がわかった。