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愛と仕事と金

嫌われる方法

世の中には好かれる方法がある。

モテる方法がある。

成功する方法がある。

 

しかし嫌われる方法はない。あるかもしれないけれど知らないくらいには少ない。

 

最近有名な本で「嫌われる勇気」というのがあるけれどそれもすすんで嫌われようというわけではない。

 

しかし人には嫌われたいときがなくもない。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

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  • 嫌われるとは
  • 嫌われる方策
  • うまく嫌われる

 

 

嫌われるとは

好きも嫌いも人それぞれである人の嫌いなものを他の人が好きという。なので誰からも嫌われるというのは至難の業といえる。

 

世の中にはそんな至難の業を極めた人がいる気もするけれど、それも意識してそこにいるわけではないだろうし多分見たら少し寂しくて少し可哀想に思うだろう。

 

 

さて嫌われたい相手というのはおそらく少数である。

 

先の話のような全ての人に嫌われたいというのはチャレンジとして思春期の彼らは考えるかもしれないけれど反面好かれたいとも思っている。好かれないのなら嫌われたいというようなただの反発であって本心本音ではない。

 

そんな少数から嫌われようというのは短期的に嫌われる部分があれば十分だ。

 

 

人が人を嫌うというのは価値観の相違とか常識とか色々あるけれど、わかりやすいのは自分の欠点。

 

多くの人は自分自身を半分は嫌っている。

 

 

嫌われる方策

嫌われたければ相手になればいい。

それも相手の嫌っている相手になるのが早い。マナーや価値観というのは人によって違うことを理解しているので受け入れられることも多いが、自分の嫌部分というのは皆目を閉じ耳を塞ぐものだから。

 

そして相手の嫌っている部分はおおよそ見ていればわかる。観察すればわかる。

嫌われるために手っ取り早く嫌がる事をするというのもあるが、嫌がるのと嫌いなのはイコールになりにくい。

 

相手の嫌いな部分を見つけたら真似をすればよい。大げさにする必要もないしさり気なさを考える必要もない。

 

ただその部分を見せつければいい。

なんならその部分を教えてあげるだけでもいいがそれは周りの人も巻き込むことになるだろう。

 

 

 

うまく嫌われる

特定の誰かに嫌われようと思うのなら周りを巻き込むのはよくない。何が良くないって全員に嫌われたら辛い。

 

全員に嫌われてもいいという事ならそれは嫌われる必要もなく全員無視しておけばいい。それでも嫌われたいというのなら全員の嫌な部分を指摘し続ける人であればそう時間もかからない。

 

ただし、時間もなく嫌われたいという場合は少し思考をする必要がある。突然相手に嫌いな部分をぶつけても何かあったのだと思われて逆に心配されてしまうからだ。

 

相手の好きな人を寝取ったと言ってみるのも早い。しかし付き合っている相手なら二人の仲を割くことになるのでよろしくない。

 

 

特定の人に短く、強く嫌われるためには、一周回って直接的な悪口でいい。当然いつも使っている軽口で済む内容なら意味がないの。

 

肉体的なコンプレックスを責めるか、家族や仲のいい人のことを悪く言って正義感を煽るのもいい。

 

湯沸かしのごとく感情を沸騰させることとその湯が冷めたときにさらに憎しみに変わるようなものを見つけておく必要がある。

 

 

嫌われるためには頭が必要である。