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愛と仕事と金

あの人の語り方は主人公か村人か

大体みんな悲劇の主人公思考

友人と話をしている時、どうしても相手の話し方がきになる時ありますよね。何故こんなに不幸自慢をするのか、何故こんなにあの人の話ばかりするのか。

そんな語り口調について3つに分けてみてみます。


今日のメニュー

  • 語り部思考
  • 村人思考
  • 主人公思考
  • いい意味で

 

チャンスを生かせる人の話し方

チャンスを生かせる人の話し方

 

 



語り部思考

まず1つ目は語り部。噂話や四方山話ですが何故か自分はその話のどこにもいません。話をするからには聞いた相手や見ていた状況があるはずなのに全くでてこない。

 

そうする事であたかも自分には関係のない話である事を暗にアピールしています。

 

最近はどこにも自分の場所を見出せずこの立場をとる人も多くなっています。しかし語り部の実績がないと全ての話は負け犬の遠吠えと変わらなくみえるものです。


村人思考

次の視点は村人視点。自分の視点なのに話の中心は周りの誰かです。自分に自信がなかったり、あなたに対して警戒があるとこういう視点の話が増えます。

 

自分の力を信じられないのはこれまでの環境が大きく関わっています。新しい場所ではこれまでの事はなかった事にして自分が主人公でもある事を意識する事で村人としてもいい働きができるようになります。

 

主人公思考

最後は主人公視点。自分の話中心の人という事ですが、出てくるのは苦労話ばかり。自分の苦労を話す事で格をあげたかったり気を引こうとします。

 

主人公は相手を村人か語り部だと認識しています。自分を語るためにいるのに語りすぎるとうるさい犬か落ちる前のセミのように扱われてしまいます。自分で吐き出すよりも相手に吐き出させる事が良い主人公として語られる要素になるでしょう。


いい意味で

どの視点でも嫌な事しか言わないのかといえばそんな事はありません。

 

主人公は自分のアピールについて認識すればどこに行っても強い存在感を発揮します。中身は周りの誰かが補う事でチームとしては先頭に立つ存在になります。

 

村人は周りの主人公を巧みに探し出すでしょう。裏で全ての人がそれぞれ主人公である事を伝えてチームでは仲介者となります。

 

語り部はまとめ役。チームでありながら客観的な物言いはエネルギーの行き過ぎをコントロールできる存在です。

 

カーネギー話し方入門 文庫版

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おわりに

いつもは少し違う用途で使う主人公思考ですがこうしてみて見るのもいいですね。
私の普段使う主人公思考は物語思考としてまとめた自分のコントロール方法です。

 

自分がどの視点で話しているかを思い返してみると反省する事も活かすことも楽しくなりますよ。