あなたは悟りを知っているか 禅やZEN
時価総額世界一のアップルを作ったスティーブジョブズが禅に取り組んでいたのは有名な話ですね。
今世界では禅や瞑想はツールとして積極的に取り入れられています。
その中身を見てみるともっと楽しく生きられる。
今日のメニュー
- ZENと禅
- 悟りとは
- 小さい悟り見つけた
- 終わらない悟り
- まず一つ
ZENと禅
海外では漢字は通じませんから当然翻訳されていますが禅はZENで通じます。しかし今広まっている禅ZENは日本で知られる禅とは少し違うかもしれません。
それはZENが自己啓発のツールとして取り入れられていることが大きいでしょう。海外では自己啓発は怪しいとか詐欺とかいうイメージは強くなく、自分を高めるために何かをすることは普通のことです。
その一つがZENであり瞑想です。昔から有名な自己啓発のマーフィーや引き寄せ、七つの習慣など多くの自己啓発書がありますがそれらの多くに記されていることの一つに瞑想があります。
自分を見つめ自分に問いかけ答えを得ていきます。
そしてそれらの行為は幸福感を生み自己啓発のモチベーションへとなっていきます。
一方、禅は基本的に仏教でも多くの宗派で行われるもので、それによって行われることは自分に対する問いかけよりも公案という用意された問いについて考えたりするもので哲学的なものが多くなります。
これによって悟りを開いていくことが禅で、自分を高め活力を得るZENとは質が違うようです。
悟りとは
では悟りとは何か。よく誤解されるのは悟りとは知識であるというように学ぶことができると思われがちです。
しかし悟る、覚ると字をそのまま見るとわかるように悟りとは気付きのようなものです。その中身を語ることはできても、理解することはできても悟ることとは湧き上がった途端に生き方が分岐するようなものです。
最終的には悟りの境地によって仏陀となるわけですから普段悟りというものはその中でも一部だということになりますね。
人によってまたは宗派によっても厳密にはその意味するものは違うのかもしれません。そのうちの一つは悟りとは生への執着から逃れることとも言われます。またあらゆる執着からの離脱とも言われ、幸福感を得る、安堵、などを感じるとされます。
小さい悟り見つけた
まずは一度瞑想をしてみて小さい悟りを得てみるのはどうでしょうか。もちろんお寺では座禅や修行の体験もできるのでそういった所で行うのが禅と悟りとしては一番です。
とはいえ今の生活を少しずらすことにすら恐怖する日本としては家でやりたいところですね。
家で取り組む場合はイヤホンなどを用意して周囲の音を減らす方がいいかもしれません。
そして静かに、ただ静かに座ってみるだけでも構いません。思考を無くす事が難しいということを知るだけでも十分な成果です。
少なくても15分ほどはそのまま過ごすことがいいようです。
何かをえるかもしれないし何も得ないかもしれない。何かを得ても気づかないかもしれないし一回で悟れるものならこんな世の中とも思えませんしね。
終わらない悟り
先ほども書いたように、悟りは一度で全てを得るものではありません。大きいものや小さいものがあったり、幾つかの段階があるとも言われます。そして私は悟ったのでもういいという人が基本的にいない事を考えれば悟りは終わりのない問いであるのでしょう。
悟りの関連では覚悟、大悟や覚者という言葉がありますがそういった言葉から得るものもあるかもしれませんね。
もし悟りを得ることことがなくても、普段使っている言葉が違う言葉と結びついたりするのは楽しいので得るものはあります。
こんな楽しみ方をしていると私に悟りは遠い気がしてしまいますね。
まず一つ
何はともあれ実行なしに得る悟りなしという事でしばらくチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
時間に余裕がある人はもちろん、余裕なんかあるわけがない!という人は他の人以上に禅や悟りに取り組んでほしいものです。
取り組まないにしても、忙しさと辛さを回避改善するのは誰もが望んでいいことです。
楽しい暮らしが待っていますよ。