素敵なはなし

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隣人は愛しく憎くなりやすい

人は勝手に隣人を愛して憎む

「なんじ隣人を愛せよ」という言葉があった気がします。意味は知りませんが、隣人嫌っても得はないし争っても仕方ないんだから好きでいようぜという事だと思っています。細かい事を教えてくださる人がいたらお願いします。

人は近い人を好きになります。逆に近い人を憎む事もあります。この真逆の事象も近さがあればこそですが、どうせ近くにいるなら嫌な人より好きな人ですよね。

そこで今日は隣人を愛するという事について考えていきます。

人との「距離感」がわかる人、わかっていない人: “つかず離れず”が人間関係の極意 (単行本)

今日のメニュー

  • 遠い憧れより手軽な愛
  • 見なければ憎い
  • 横でも前でもない


遠い憧れより手軽な愛

 アイドルや俳優を好きだという人は多いですが、そういう理想的な見た目を持つ人と比べて圧倒的な不細工なパートナーと一緒にいる人も多いですよね。

 

別に貶してるわけではなく、遠くで触れ合えない相手の事はどんなに好きでも重要度が低くなり近くでよく感じられる人を好きになるものなんです。

 

不倫や浮気も同じ原理が働いてる事があり、遠距離や時間のすれ違いが多いときには浮気、不倫に走りがちなのはご存知の通りです。

 

これは近くのひとに親近感を感じやすい心理学的な原理と、近い人への密接化の期待度が高いことがあります。

 

ご近所さんや学校、職場の人というのが対象になるのは自然な事ですね。

 

「距離感」が人を動かす──500人のトップ経営者に学んだ複眼的対人関係論 (講談社+α新書)

見なければ憎い

 好きになるのと逆にどんどんにくくなる人というのも近い人の特徴です。

これは近親者への理解要求と同期化の欲求が強い事が理由です。理解要求は自分を理解して欲しいという欲求ですが、親や家族には何故理解してくれないのかという不満は強くなってしまうものです。

 

例えば上司が自分の嫌いな食べ物を知らなくてもしかたありませんが、結婚して何年も経っているのに知らずに嬉しそうに買ってきたら「なんでやねん!」ですよね。

 

もう一つ、同期化の欲求は自分に寄り添って欲しい、思いを組んで欲しいというもので、承認欲求などです。

 

こういったものに対する不満は同族嫌悪なども含みますが、初めに好感を持つと好感側に強く、反感を抱くと反感に強く反応してしまいます。

 

そうして近くにいる人への嫌悪感、憎みとして育ってしまいます。

 

横でも前でもない

 一度育ったものは覆りにくく、またそれが覆るとさらに覆す事は難しくなるという性質があります。

そういった側面に注意しつつ、悪態を吐く事でその他のストレスを発散するという部分も見つつ楽しく生きるために工夫をしていきましょう。

 

立ち位置で言えば、物理的なもの精神的なものも同じで真正面に立たず、真横に立たずいることです。テーブルで言えば角を挟んで横が話しやすい位置として有名ですがそれと同じことです。

 

真正面にいれば相手のアラが目につきすぎますし相手の見ている景色は見えず、真横にいれば相手の顔が見えず同じものを見ていると錯覚してしまうからです。

 

同じ方も真逆も向かない、これが適度な好きを作るポイントですね。


またこれは距離感でもあります。同じ方向を向いても何メートルも離れている人は気にしませんしすれ違うだけの人が相対しているからといって敵対もしません。

 

相手の手の届く距離、自分の手の届く距離で斜め横をキープして様々な人といい関係を気付くことで自分も周りも楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。