言葉を好きになる
言葉使い、日本人
手紙のような時間をかけて言葉を選ぶことは少なくなりました。そのためか元々数が多い日本中からわずかな言葉のみが多用され他のものは廃れていきます。そうすると多用される言葉の意味が徐々に広がって細かいニュアンスはそのなかでのみ生きるようなことも増えてきます。
今回は改めて言葉を好きになって使っていこうというお話です。ただしいろんな言葉を紹介するわけではありません。
マーフィー「運」と「お金」と「言葉」の法則―運のよい人は言葉の選び方、使い方を知っている (成美文庫)
- 作者: 植西聡
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2004/11
- メディア: 文庫
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言葉の素敵さ
言葉は偉いもので古い言葉をずっと使い続けたり新しい言葉が生まれたり、海外との交流が増えるとそれを吸収して使ったりとどんどん増えています。しかし使っている言葉としてはどうでしょうか。ほとんどの言葉は辞書でもみません。業界毎の専門辞書というのがあるんですがそうものでなければ出てこないものがほとんどなんですね。
では普段見かけない言葉というのは使えない言葉かというとスマホでの変換は難しいかもしれませんがニュアンスは通じることが多いです。「たおやか」とかいわれると多分けなされてはいないですよね。
好きという言葉を伝えるだけでも直接それを言うのもカッコいいですが、あなたは私にとっての太陽だというのも素敵な言葉です。それだけを言っても伝わりませんけどね。
例えば手紙を書いてみる。はじめはいつも通りSNSやLINEに使うような言葉ばかりですが、その内言葉を選んで探して使うようになります。俳句なんかはもっとその毛が強いですが素人向けではないですね。
試しに何人かに手紙を書いて自分の言葉を見直してみてはいかがでしょうか。
みたものの影響
言葉は習う量より覚えている量が多いものです。それはたくさんの言葉を浴び続けるからですが、その中身によって人の使う言葉は違います。漫画が多かったり推理小説が多かったり、小説でも作者によって使う言葉が偏ります。
テレビではわかりやすいイメージしやすい言葉を使うためにニュースでも言葉がどんどん軽いものになっています。経済用語などで新しいものや使い回されているものがなくならなかったりはしますがそれ以外の表現は貧困になっているのではないでしょうか。
もしこれから言葉を見直そうと思うなら新しいものを見ればいいだけです。雑誌だろうと小説だろうと専門誌だろうと、テレビでは少し難しいかもしれませんがCSくらいの選択肢なら新しい言葉もたくさん出てきます。
発信してみる
私の場合ブログはそれ自体が下書きでここから他にまとめて清書したりしますが別にする必要もないでしょう。ブログで稼ぎたいならしたほうがいいですが発信そのものが目的なのでここでは特にお勧めはしません。
すでにツイッターをやっているとわかると思いますが思いがけず人からの反応があるでしょう。しかも長文ですから誤解される部分や伝わる部分も色々です。それを感じていくだけで自分の言葉は変わったり増えたりします。
そして言葉そのものが好きになって表現が潤うでしょう。潤いのある表現は緩やかで力があり影響力や伝達力が増していきます。それはこれから何年経っても自分の財産ですし、一生磨き続けられる趣味とも言えます。
いや断じて続かないから違う話になったわけではないでうs。はい。