不意の報酬を受け取るべきか断るべきか。
欲しいものを取りに行く積極性はほとんどの人にはない
欲しけりゃくれてやる。
力が欲しいか。
切望する人に対すては何かを与えるというのは世の中の常ですが、実際には目の前にあるお金を持って行く人は少ないといいます。しかし現状に満足しているのかと問われればNOという人は多く、どうにかなるならどうにかしたいという人も多くいます。
目の前の報酬に飛び込まないのはなぜでしょうか。
不安や疑念などもありますし、プライドでもあるでしょう。
さて実際はこの無条件の報酬に手を出すべきなのかどうなのか。
やって後悔するという人はたとえ見たことのない現金にも怯まず手を出すほうがいいでしょう。やって後悔してください。
逆に変化を求めない、平穏を保ちたい人はどんなに揺れても手を出すべきではないかもしれません。しかし報酬が思いがけない昇進なら断り方次第で平穏も吹き飛ぶのでどちらに転ぶかはわかりません。
この報酬を与える側の人がどういう人なのかという事もですが、どういった理由でこの報酬を与えるのかというのは考える必要があります。
例えば宝くじに当たったからご飯おごるよというのは受けても問題ないでしょう。しかし宝くじ当たったから車買ってあげる、当たってないのに高級な料理をご馳走してくれるというのでは違いますよね。
しかし世の中にはあり金は友人と過ごすためにならいくらでも出すというタイプの人もいるので、素直に受ければいいものは受け入れて返せるもので返していきましょう。
人と人は全てギブアンドテイク。相手が神様でない限りは機嫌次第で見返りを求められるものです。私はそんなことない!と怒る人もいますが自覚のない要求ほどこじれるものはありません。
自分の要求と与えられる報酬には瞬間的ではなく長期的にバランスをとりつつ相手がどっちに転ぶのかも時々確認しましょう。
相手に下に見られているくらいが丁度いいですよ。