究極のジコチュー
究極の自己中心的な行動
ジコチューな人はたくさんいますが、究極のジコチューな人はどんな人かご存知ですか。
- 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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それは気配りのできる人。
別に優しい人でも人当たりのいい人でもいいですが、とにかく周りに有益な人です。
少し前に利己的な遺伝子についても触れたことがありました。生きているものは常に自分に有利なつまり利己的な選択をしようとする生き物です。
朝起きてご飯を食べ、仕事に行き、問題のないように過ごし、少し気晴らしをして帰る。休みになればダラダラしたり、趣味をしたり、パートナーと過ごす。
これが全部自分の利益でなくてなんだというのか。
わかっていてほとんどの人はまだ甘い。それが世に言う自己中心的な行動です。とくに30歳もすぎて来ると周りにヘコヘコするのにも疲れ、後輩もでき人付き合いに適当になる人が多いです。そこで言いたいことを言うのはいいことだ、自分は悪くないという方へ流れていくわけです。この辺りの流れは周りの人を別々に考えるのでは無く、若い人から順に成長だと思って見てみるといろいろ気づくことがあるでしょう。
しかし、この自己中心的な行動は徐々に周りの人を疲弊させます。そんな奴はどこかいけばいいじゃん!という人もいますが、それはほとんどの人が残ってくれるという認識があるからです。しかし離れなくても全ての人は疲弊していきます。そのうち周りに他の付き合いやすい人を見つけてしまうかもしれない。
あと10年もすればあなたの友達はロボットのAIだけです。
利己的な行動であるはずが、完全に裏目です。
ということで最大の利己的な行動は「周りに有益であること」になるわけです。
簡単に言えば笑顔で過ごす、笑顔で過ごしてもらうということですね。
利己的な行動してますか?