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仕事は辞めるもの

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  • 仕事は辞めるもの
  • SMAPなぜはやめられないのか
  • 繋がりが義理人情
  • 辞めてからの道
  • 辞める準備

仕事は辞めるもの

世の中でサラリーマンが未だにとらわれている事、それが退職の問題です。
人にはそれぞれぞれ特性があって、何もしないうちはそれもよくわからないですが仕事を続けるうちに向いている事やりたい事がわかってくるときがあります。
こういう話には必ず安易に辞めさせるな!という声が上がるんですが、どんどん辞めてどんどん向いていると思う事にやりたい事に熱を入れたほうがいいと思います。それに、そうやって辞める人は言わなくても辞めるし辞めない人は辞めないものです。

仕事はある程度やれば辞めるもの。
仕事は自分を活かし成長させるもの。
今の仕事は何であれ本当にやるべき事につながっている。

よく職場で有給が取れない、病欠できない、などという話がありますがあれは経営側の怠慢以外の何でもありません。傲慢でもあります。それが通ればそれが一番経営側としては有利なので主張する事はかまいませんが、それは守られた権利ではありません。

またお客様は神様だという人も未だにいますが、客と店員は対等です。常に金銭とサービスを交換しているだけですから。
消費者と店という関係ではよく起こりがちな神様論ですが、企業同士のやりとりではあまり出てきません。それはやりとりが対等だとか交渉が普通の事だからです。本当は消費者と店でも交渉はあって普通なんですけどね。

仕事に関しても、雇われる側と雇う側は業務と給与で対等です。それが一本なのでほぼ生活を握られたようになるわけです。しかしいつ辞めたってどこで働いたって何をしたって自分の勝手です。当然のリスクはありますが首根っこ捕まれるリスクよりはよほどましでしょう。

提案を出しても相談をしてもどうにもならないなら、自分からはどうにもできないなら辞めていいのが仕事です。楽しいかどうかじゃなく自分に責任を持てるようにする為には辞めることを出来るのも重要な事です。


SMAPなぜはやめられないのか

SMAPはどうやらジャニーズを抜けないそうですが、その一説に育ててもらった義理があるとか稼ぎ頭だからというのがありました。
稼げるようになるまでの間いろんなコストをかけて育てていくのだからその分稼げるからといって辞めてもらっちゃ困る。この話は一般企業でも同じ事で新人にはコストがかかります。全体では育ててもすぐに辞める人やずっと稼げない人などがいるので、その人員で稼ぎが出るまでは一年を見る事もあります。

さてSMAPの場合どうでしょうか。明らかにジャニーズ全体を引っ張る稼ぎ頭ですが、十分に稼いできたとも見えます。彼らの稼ぎが売れなくなった先輩方、売れる前の若人を支えているのだとしたら辞めるわけにはいきません。しかし彼らだけが支えているのだとすればそれはジャニーズの組織が悪いのであって辞めて潰すくらいは考えないと組織が生きそうにありませんね。

辞める理由というのはそれぞれにありますが、必ずどちらにも言い分があります。ここではとある一説についてのみ見て見ましたが他にも色々あるみたいですね。

繋がりが義理人情

キムタクは辞めれば筋が通らないといったという話がありました。どこに対する筋なのかわかりませんが、ジャニーズに対しては十分貢献はしてきたと考えられます。
企業でも辞めるときに育ててやったのにという上司がいますが、その人はかなりわかってない人です。
何がわかっていないかというと仕事は繋がりです。縦横無尽に広がるあらゆる業界で、繋がりのある人は稼げる人であり強い存在感を示せる人です。

景気よく辞める人を送り出しつつ、相談に乗れる人物として、また過去の先輩として、昔の仲間として気軽に食事にでも誘い合うようになればその人は繋がりを広げられます。当然その繋がりが生きるタイミングはそうそうありませんが、あれば生きるタイミングを作れるわけです。

そのためにサラリーマンはあちこちに名刺だの年賀状だのと出しまくるわけですが、最近は意味を理解せずに出していたりするせいで徐々に減りつつありますね。減ってきたときは逆に繋がるチャンスです。私はメールが使えるようになってからほぼ挨拶状などを出していませんが、そろそろ手書きの出しどきが来ていますね。

さて義理人情で働かせ続けたいというのは親心に似ています。外に出すのが不安だったり、離れてしまうのが不安だったりします。
しかし敢えて大きな心を持ったつもりで、送り出すテクニックも必要ですね。


辞めてからの道

辞める辞めると言っても後のない事には辞めようがありません。
やめた後の道にはどんなものがあるでしょうか。
ざっと見て辞めてからの道は以下の通り。



転職 
業界はなんであれ転職が最もポピュラーですね。最も若いうちはどこでも雇ってくれるので勢いでいけばいいとおもいます。その内仕事に慣れてからの転職となれば、年齢もあがって新しいところは難しくなるのとすでに技術を持っているというのでそれを活かした転職になります。さらに人をまとめるようになってからの転職では、まとめての成果と繋がりを活かした転職になります。この辺りになると転職よりもヘッドハンティングといった感じですね。

勉強
仕事を辞めてもう一度勉強をやり直すというのは日本では少ない例です。しかしある程度の経験をさらに活かすために、その周りの勉強をするというのは海外でもよく行われる事です。そのためには貯蓄など生活の基盤が必要ですが、ジャンプアップの狙える方法です。

ニート
疲れた方は旅にでもでてみてはいかがでしょう。ニートが悪いなんていうのはもう昔の話で、自分がこれからの事を考えているのなら文句を言う人も少なくなりました。これも勉強みたいなものです。ただし家族がいなければですが。

起業
何か自信のあるも技術やアイデアがあれば起業もできます。このステップを踏むのに欲しいのは繋がりで、それさえあればなんとでもなると言えます。もし無ければあらゆる手を使って起業に向かって考えてからにしましょう。商品がないとか客の見込みがないとかゼロ以下のスタートはお勧めできません。

エンジェル
すでにある程度キャリアを持っている、もしくはキャリアも何もないけどお金がある人はエンジェルという手もあります。エンジェルとはエンジェル投資家の事で、銀行に出資されないような綱渡りをする必要があります。しかし自分のできない事を手伝う手段として、国内外でお金を持った人に人気です。すぐにリターンがないのでかなりの余裕と度量がないと手を出せませんが、まずはキックスターターのようなクラウドファンディングで応援してみてはいかがでしょうか。


辞める準備

辞めろ辞めろという私でも最低限のラインがあります。線を飛び越えられないのに辞めるのはバンジージャンプの紐を自分で切ってから飛んでいるようなものです。

かね
生活できない事にはどうしようもありません。お金がなくても生活する手段があるのならそれで構いません。

しごとおさめ
繋がりは大事に。仕事を辞めるからといって後を濁すようではいけません。後継や区切りは付けてから飛び立ちましょう。仕事を飛ばしてはいけません。

つぎ
次のあてもなくただ辞めるのは若いうちだけで十分です。いい大人のする事でもないのでよほどの状況に追い込まれたので無ければ、次の仕事は考えておきましょう。とはいえしばらく生きられそうなら決まっている必要はありません。

かぞく
家族がいて何も言わずに辞める人はいないと思いますが、相談はしておきましょう。家族は一番近い繋がりです。

どうりょう
家族よりも先に根回しをするのが同僚です。今の仕事についてどう思っているのか、もし辞めたら何するかなど飲みの席の笑い話でも参考にしましょう。もしかしたら後々助けたり助けられたりする事のある繋がりです。もちろん上司もハゲ散らかってても、嫌味がひどくても味方にしていい事があるなら味方にしておきましょう。



さてさて辞める目処がつきましたか、辞める気になりましたか、辞表はひつようでしょうか、銀行残高の確認は、緊張してもそれも楽しんでいきましょう。