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愛と仕事と金

恋愛の費用と報酬

恋愛のゼロ、シェア、フリーはどこにあるのか


最近は限界費用ゼロ社会とかフリーミアムとかが経済では語られています。ものを作る費用がどんどんゼロに近づき、所有から共有が増えていく社会。
好きでそんな話も見ますが、ここはそんな話よりも色恋沙汰メインなのでその辺りを見ていきます。

限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭

限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭


恋愛費用(恋愛コスト)

まず恋愛に必要な費用(コスト)について見ていきます。細かいものは外しますが、恋愛によって影響の出るものを確認します。また今回は費用の数字については考えません。

  • 身なり
  • デート
  • イベント
  • 時間

身なり
まずは自分の身なりですね。服や美容院などやはり人と一緒にいる事で変わったり気にしたりする分費用として考えられます。普段から気を遣っていても相手に合わせて変わっていくのは男女ともによくみられます。
身なりにかかる全てが恋愛費用ではないものの、人によっては非恋愛時と比べると大きな割合を占めることもあります。

デート
そして確実にかかる恋愛費用がデートですね。主に男性には大きくなりますが、最近は折半することも多くなっています。主に食事やホテル等が大半を占めます。
ただし非恋愛時でも外食が多いと、そのコストはあまり増大しないという人もいます。

イベント
恋愛時にのみかかる純粋な費用はイベントです。誕生日や記念日はもちろんですが、旅行など特別なデートもイベントとして見ます。
友人関係との交換で相殺されていることも多くありますが、非恋愛時に友人関係がネット上に偏っている場合はイベントコストは高いと感じられます。

時間
恋愛費用としては唯一の直接金銭ではないものです。しかし時間は、それ自体が金銭的価値があるという場合もありますし非恋愛時とは大きく変わる部分として見逃せません。
趣味や友人関係など非恋愛時には自由だったものを恋愛時間として使う必要ができます。お金は自分の頑張りなどで大きくする事ができますが、時間の中でも私有時間はかなり少ないものなので大人の付き合いや最近の恋愛費用としては重要視されています。

偽りの恋の報酬 (ハーレクインコミックス)

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  • 作者: 岸本景子,メラニー・ミルバーン
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • メディア: Kindle



恋愛費用に交換されている

また上にもあったように恋愛費用は使われるだけではなく、費用も時間も交換もされています。趣味の時間が恋愛時間になれば、そこにかかる費用と時間が交換されています。最近の恋愛消極者の中にはこういった交換を考えずにコストが大きすぎると考えている場合があったり、交換による対価が釣り合っていないと考える場合があります。

恋愛報酬(インカム)

恋愛にはわかりやすく物理的なコストは多いものの、報酬は見えにくくなっています。恋愛報酬と言われるものはプレゼントなどで表せる場合が少なく、心理的なものになっています。
心理的な報酬としては承認欲求や所属、支配、安全、達成など多岐にわたります。そのためコストと比較した場合でも十分に満足できるというのが一般的な恋愛費用と恋愛報酬のバランスになっています。

しかしそのバランスは報酬が心理的なものに偏っているため崩れやすく、浮気や不和によって簡単に崩れます。
恋愛費用を下げる傾向にあるこの頃は、その意味では長続きのしやすい恋愛環境を作ろうといていると言えます。一方で恋愛費用や恋愛報酬の片側に集中しがちな人たちが、恋愛から遠ざかっているのも間違いありません。

これからの恋愛費用と恋愛

今後の限界費用ゼロ社会、共有社会では恋愛費用を下げる事が可能になっていきます。自然と下がることにもなります。既にあるサービスや商品も多くなるでしょう。

その時恋愛は報酬側から見た時どうなるでしょうか。
今日はここまで。

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