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愛と仕事と金

成功の後の失敗の話

一度の成功があなたのエネルギーになることはあってもブレーキになってはならない。

大きく成功する人や急速に成長する人というのはどこにでもいて一度は目にすることがあると思います。逆に全く目の出ない人や一発屋になる人も見る機会はあるでしょう。
その原因の1つが成功をした後の反応に関わっています。

この違いは一生を左右しあらゆる成功を阻害しかねない大きなものです。

ある人は気づくこともなく、ある人は気づいていても直せずそのまましぼんでいきます。人は物事は維持というのはとても難しいもので現状を維持しようとすることは静かな衰退です。肉体も社会も世界の色んなものがそうなっています。規模を維持しようとすればそれは少しでも拡大前進し続けることです。

特に何かを得た直後はそのまま放置すれば放り上げられた石のように真っ逆さまに落ちるのみ。そこに羽をつけ動力をつけとばなければいけません。

あなたという習慣を断つ―脳科学が教える新しい自分になる方法


仕組み

端的に投げた石になる仕組みは油断と習慣です。
一度の成功にあぐらをかいて落ちる石やこれまでの急に来たチャンスに乗るのが怖くて落ちる石誰もが体感も見たこともあるでしょう。

これはどちらも生きていて誰もが感じるものですしどうにかしようと思ってもなかなか上手くいきません。しかも人間としては共通なのに対抗策はそれぞれなので一度や二度の修正案や対策でどうにもならなかった人も多いのが困ったところです。

だから放置していいのかといえば衰退に飲み込まれるだけなので何もしないわけにも行きません。それはそれでありなんですがそれはまた別の話。

人生の波に乗る人乗れない人


油断

多くの人は油断します。全ての人だと思いますが、もしかしたら完璧な心構えを持ってる人もいるかもしれませんよね。

油断といえば事故も油断が大きな要因ですし失恋にも油断が関わることが多いです。何よりも今回は成果の後が注意で自分が少し変わった後、いい結果が出た後に油断して大きな失敗に繋がることに重点をおきましょう。注意している人からすれば当たり前で失敗した人からみればそんなつもりはなかったのに油断だったなというようなものです。

油断は傲りです。驕りとは自己評価の誤りや現実逃避です。

運や周りの関与を無視して言われるままにもしくは自分独りで得た評価をそのまま自分のものだと考えることが驕りです。

評価にはタイミングが重要でタイミングとは運です。運も実力のうちとは言いますがつかむべくしてつかむ運とたまたま当たった運では当然違います。

また一つの評価は続きません。特に良い評価の後の失敗や低評価は胴上げの手を途中で引くようなもので痛みもショックも大きいわけです。

習慣

習慣または環境既存の状態に対して変化を避けるのはよく知られたことですが、成果を残した時の成功にもそれは働きます。成果を出すと環境に変化が出ますし今の状態から変えなければいけなくなります。多くの人はこの新しい状態に馴染む前に以前の状態に戻ろうという力が働いてしまうわけです。

例えば過剰な謙遜はまさにこの力が働いている状態です。

習慣はルールです。守らなければいけないものになってしまっているので否定しにくく壊しにくく逆らいにくい。
型を破っているつもりの人でもほとんどは大枠を外さない程度の変化にとどまるのが普通です。

習慣の怖いところは毎日の小さな積みかさなり出来ているので自分で気づかないうちに強固な壁を作っていることです。生まれた時からロープに繋がれていればその存在に気づくことも疑問を持つこともたとえ疑問を持っても逃れることが難しいということです。

メイド イン ジャパン 驕りの代償



続きは明日。