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kickstarterから世界一の節水シャワー!?と世界の水の話

節水ってしょぼい

我が家にはなんだかリッチなシャワーヘッドがついています。マイクロバブルを出すとかどうとか。実際使ってみて何もわからないのでどんなもんなのかわかりませんが数万円するそうです。

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私は節水が大好きです。というよりジャバジャバ出しっぱなしのシャワーや蛇口を見るとなんだか止めないといけない気がしてしまいます。使う水流もかなり少なめで気になりません。

しかし節水といえば水圧が弱く、洗い感が弱くなるのが一般的な認識ですよね。節水するには水の勢いをそもそも弱くすればいいわけですから。
あれこれ技術を使いこれまでいろんな節水シャワーヘッドが世に出てきました。今TOTOなどでは優れた技術で勢いを弱めず節水するものがあります。

そして先日現れたのがkickstarterというクラウドファンディングサービスに出てきたnebiaという商品 
これまでのシャワーより70%も節水するといいます。しかし問題は比較対象。世界で快適だと言われるシャワーは12lpm(毎分の水量:リットル/分)先ほどのTOTOのエアインシャワーは最小で6.4lpmほど。つまりこれまでの最大と最小で倍の差があるんですからどこをチョイスして比較したかは気になるところ!

詳しくkickstarterを見てみるとありました。比較対象などはないものの水量が出ています。
どうやらnebiaは0.75gpm!!お?なんだ?流石アメリカ様水量がガロンですね。多分計算が間違ってなければこれは2.8lpmです!みなさん!!驚きのTOTOエアインシャワーと比べても半分です!

当然、快適に使えることはかなり強くアピールしています。これは実際使わないとわからないですね。
お値段はファンディングの特徴としていろいろな特典などもひっくるめてくるのですが249ドル(売り切れ)からですね。299ドルのセットはまだ買えるようです(2015/09/08)。かなり特徴的な形ですが(冒頭の画像)ちょっと楽しそうですね。

世界の水

実は世界的に飲み水の不足は注目されています。日本では夏に晴れが続いたときなどに話題になる程度ですが陸続きの多い欧米では一定地域で共有する財産でもあり、奪い合うほど貴重な資源であります。テレビなどで日本ではありえないような濁った水を川や井戸から飲む人々の姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
また豊富な水で有名な日本でもミネラルウォーターの販売などの影響でかなりの量を輸入しています。さらに注意しなければいけない点は穀物や肉などの輸入です。穀物は1キロあたり1トンの水を利用するといわれておりそれを消費している日本はそれだけ多くの水を要求しているのですね。
これからは穀物や牛肉よりも魚などの養殖に力を入れたほうが食料問題には良いという報告もたくさんあります。

アメリカでは一人当たりの消費が日本の倍くらいあるそうですが、先進国である日本もそれに次いで水の消費国であることに変わりはありません。一人が何をしたところで変わらないと思います?1人が1日半分くらいの水にすると世界単位では1人が1週間生きるくらいです(うろ覚えの学研にでてきたドラえもんより)。これは節水するしかありませんね!

したいかどうかはともかく世界的に水が求められるのは間違いありません。水産に強い日本はこれから食料問題、水資源で実はかなり優位な位置にいつつ発揮しきれていない状態です。民間企業、個人レベルでもこれがビジネスチャンスであり貢献のチャンスだろうなと思うこの頃の私でした。


ちなみにTOTOのエアインシャワーの値段は一番いいもので一万円ほど?同じシリーズの安いものは半額ほどですからエアインシャワーを世界に広めたほうがいいんじゃないだろうか。

TOTO エアインシャワーヘッド(アダプター付) THYC48

TOTO エアインシャワーヘッド (メッキ丸型) THYC60C