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愛と仕事と金

仕事と休みの時間

仕事は辛い

仕事を楽しむのは人間の重要なテーマの一つです。

 キリスト教では仕事は義務や試練のようにとられられるようですが、仏教地域のなかでも日本では仕事は楽しみです。動けること、それを発揮出来ることは喜びとして伝えられて来ました。

 私はTwitterやブログなどで人の話しているのを眺めます。すると仕事は辛くて当然という人が多い。というよりほとんどです。そういう自虐、謙遜や楽しむということに対する気おくれであることも多少ありますが、仕事を楽しめないと言うことは人生を楽しまないことと変わりません。それは人生の時間のほとんどを仕事に費やすことから言えます。

7つの習慣最優先事項

働く時間をみる

 大学を出て仕事について定年するまで、22歳から65歳まで43年です。最近は高校生の起業家などもいますが、大多数はこの流れです。高卒、中卒の方もいるでしょうがこの流れで仮想してください。朝8時から夜18時までの10時間拘束されることが一般的です。間に1時間と少し休憩が含まれますが、仕事の人間から離れことはありません。さらに移通勤に往復でも1時間程度かかります。年間の休暇は105日の提示が多いでしょうか。

仕事に関わる時間は
日に11時間
週に55時間
月に242時間
年に2860時間
退職までに
43年×11時間×(365—105日)=122,980時間
24時間働き続けたとして14年は仕事だけの時間です。

社会に出てからの自由な時間はそれ以外でしょうか。

 どう感じますか?まだ実感はないかもしれませんね。

 では1日の他の時間を考えましょう。1日24時間のうち一般的な睡眠時間で6時間、起床後や就寝前など雑多な時間に2時間、それ以外の起きている時間が残りの自由だと思われる時間です。しかし仕事が11時間あるので残りは5時間。

 まとめてあるわけではないでしょうがあなたには毎日5時間自由があります実感できますか。もしかすると家庭があってこのうちの殆どを家庭に割いているかもしれません。ひとまず残りを自由だとすると定年まで働いて先ほどの労働条件に合わせていきます。

日に5時間
週に25時間
年に、休日で1400時間と仕事の日に1300時間 合計2700時間
退職まで116,100時間

仕事よりは少ないですが変わらない程度はありますね。なににも縛られなければ。

 最近のアメリカの大学の研究で生涯の労働時間は10年だというのがありました。1度にまとめて働けばの数字です。また別のところではマイクロソフトの創業者ビルゲイツは起きている時間の80%以上が仕事だったといいます。彼は辛くて辛くてたまらないでしょうか?その表情を見ていると辛そうには見えません。充実して溌剌とした表情ではないでしょうか。

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あなたの時間配分

 あなたの時間とはなんですか?あなたのための時間はなんですか?

それに対する私の答えは、今の所人生の3領域に収束しています。個人、家庭、仕事その領域でバランスを取り、それぞれで作用しあい、それぞれを充実していく。その中で仕事は最も軽視されています。

 起きている時間の殆どを仕事に費やしているにもかかわらず、それが全て苦痛でなければいけない?仕事は辛くて当たり前?ありえません。

 1日24時間、起きているのが18時間、そのうち仕事が11時間。その多大な時間全てがただの苦労である!そんなバカな話はありません。人間の欲求のうち仕事で満たされると思われるものは、保存、秩序、保持、構成、優越、達成、承認、顕示、保身、劣等感の回避、防衛、反発、支配、模倣、自立、対立、攻撃、養護、救援、解明などです。これだけの欲求が満たされつつあるのに苦労であることもありません。いえ、肉体的、精神的に負担ではないとは思いません。適度な負担は喜びであると言うことではないでしょうか。

 この多大な仕事に関する時間を苦労ではなく喜びとして感じるには能動的な姿勢は不可欠です。何にどのようにどれくらいどうするのか。選べるのはあなただけです。

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人生の時間配分

時間を変える

 起業したければ人が必要です。ネットで一人で出来ることがあるなどの場合は違いますが、個人事務所でもなんでも一人では出来ないことがあるので何を外注するのかなど羅列してみるといいでしょう。およそのコストもこのタイミングでみることができるでしょう。

 続けたければあなたにとって良質な関係が必要です。別にずっと笑顔を作る必要はないでしょう家庭や個人的な問題を全て共有する必要もありません。しかしある程度の年齢なら多少の他人の問題はスルー出来るが大人ってやつです。関心がないだけかもしれないですけど。

 あなたは何才ですか?何年働きますか?何歳なら一人前でしょう?あなたは何のプロフェッショナルで、何を伝えることができますか?あなたは何に困りましたかそれを解決した方法は共有できませんか?