仕事に活きる4つの特性
組織で力を発揮したりある場面で力を発揮する人にはそれぞれ特性があります。大きく分けて4つのその特性はこれから仕事を選んだり、仕事の仲間を選ぶのに役立つでしょう。
まずはその4つの特性を紹介します。
- はつめい
- じっこう
- せいちょう
- はかい
はつめい
はつめいはアイデアやひらめきの持ち主です。絶対的に持っているセンスが違う人もいますが練習や学びで伸ばすことができます。新たなものを生み出すはつめいの特性は改善やスタートアップに必要になるでしょう。
じっこう
物事を始めるのは勢いが大事です。しかしこの勢いを手にしている人は案外少ないもの。しかもその勢いも練習によって手に入れることができるんです。気が乗らない時にもやることに手をつけられる人というのは大事ですよね。
せいちょう
コツコツと続けることができる人は重宝しますよね。もちろんそれも習得できる特性です。成長は常に目に見えにくい変化を起こしています。改善し効率化し記憶して続けていくことができる力です。変化に自分が気づかないとしてもこれほど支えになる力はありません。
はかい
ある程度慣れがあると意識しなくなり成長も滞り変化についていけずジワジワと衰退する時があります。そんな時に必要なのははかいの特性です。体制に意見をし慣習を見直し習慣を意識し直す特性です。
職業別必要な能力
- プログラマ せいちょう はつめい
- 営業 あいであ はかい
- アーティスト せいちょう はかい
- 事務 せいちょう はつめい
- 教師 はかい じっこう
- 販売 せいちょう はつめい
いま望まれているであろう特性でですがなくても務まるものでもあります。この特性を発見し伸ばすことができれば、その場所で大きな成果を残すことができるかもしれないですね。
達人と不成
達人三つ以上の特性を強く感じる状態を「達人」と呼びます、またどの特性も強く感じられない状態を「不成(ならず)」といいます。どちらも絶対にそうであるというものではなく、どの特性を自分が感じているかですから今後にも注意が必要です。この名称はなくても良かったんですが、なんとなく呼び名をつけたほうがかっこいいでしょう?
この状態になることは珍しいことではなくリズム的なものでもあります。不成は鬱状態ともいえますね。とはいえこの状態はただの状態であって、そういう物ということではありません。自分の眠っている特性を見直すチャンスかもしれませんね。
達人状態もいいだけではなく周りの人に気の回らない状態になりがちですね。今ある特性をさらに伸ばすことで本当の天性の特性を見ることができるかもしれません。
全ての特性は後から手に入れることができるものです。突き詰めれば天性の差は出てくるでしょうが、天才と比べなければいけないほどのことはまれです。それに近くにその天才が現れたとすればその特性を学ぶチャンスです。学べるものは学んで違う特性で勝負してやりましょう。天才的な特性を持っているからといって、他の特性を含めた1人の人として勝負すれば特別なものではないかもしれません。
さいごに
ある職場に就いて自分には合わないと思っている時、それは特性が足りていない時かもしれません。自分の特性と必要な特性を考えてみましょう。必要な特性を学ぶチャンスかもしれないし、特性を活かすための行動が違うのかもしれません。特性を活かすための行動をすることでさらに学びと特性は強くなっていくでしょう。
最近の若い奴はどうのと老年の人には言われると思いますが、あれは老年の特性で美化といいます。自分の輝かしいことばかり思い出すんですね。昔の人もそんなに変わらないので気にせず、かと言って刺激せずお言葉ありがとうございますと受け取ってしれっと自分の特性に集中しましょう。