世界の変え方7 他人との違いを知る
次は他人の事を知りましょう。他人といってもあなたの身近な人や目の前にいる人の心理を学ぼうというわけではありません。いや多少知る事にはなりますが目の前の人を目的としてるわけではないので。隣のクラスの事見てたら好きな人がたまたまいてさ!ほら偶然ね!見ようと思ったわけじゃなくて!ね!?見たいなフリでもないので簡単に言えば人間について知る事だと思ってください。
みんな違ってみんな同じ
ここでは先に終着点を言ってしまうと「みんな違ってみんな同じ」です。何が同じで何が違うのかそれを見ていきましょう。
みんな人
まず言ってしまえば関わる全ての人はホモサピエンスであって霊長目ヒト科ヒトですね。人に共通する事は何でしょうか。
外見で言えば
- 二足歩行
- 一部を髪に覆われている
- 線対称
文化で言えば
- 調理をして文化的に食べ無い物を除けばなんでも食べる
- ほぼ全て翻訳可能な言語
- 状況に応じて衣服を用いる
- 生活に必要な物を作る
- 不必要な物も創造する
内面で言えば
- 喜怒哀楽があり感情を引き起こす鍵も共通している
- 経験から思考、想像、予想する
細かく考えるともっとたくさん出る物もあるでしょうがここではこんな物でいいかと思います。
他人との違い
次に自分と他人との違いを見てみましょう。これを意識するのとしないのとでは全く違う生き方になります。
- 環境
- 人
- 経験
生物としてはほぼ同じ外見でありながら、DNAでは確率的にも同じになる事はないほどの多様性を持っているといいます。もしDNAが同じ人間がいたとしてもそれは同じ形の人であってあなたではない理由を考えてみます。
一つは環境です。
国や時代が違えば価値観も生き方も思考も違う事は明らかですよね。今この瞬間にあなたがあなたのいる場所にいる。それは重要な事なんですね。もし近い考えの人や見た目の似た人がいたとしてもそれは似ているだけでやはり違う人なんですね。
どんな環境であれそれがその人を形成するために重要な事は間違いない。
次に人
環境の一部とも言えますが、周りにいる人というのは自分であるためには大きい要素です。人の言葉も見た目も影響が大きい事はだれもが経験する事ですね。同じDNAの人が居たとしても周りにいる人が違えばあなたではない。
そして経験です。
人はそれぞれの過去を持って生きています。そして経験によってしか人は思考を膨らます事はできません。読書や学んだ事も小さな経験の一つです。
あなたの思考はあなただけのものですが、表面的な大部分は他の人と共通もしていますよね。
それから
もしあなたが過去に戻りたいと願った事があるとしたらそれは今読んだ事を証明する一つになっているだろうと思います。あなたの望む結果を得るという事が、自分を変えるという意識があるという事です。もしかしたらそんな事もないかもしれませんがまぁそんな事はいいんです。
その人とって常識や普通という事も、同じはずの言葉が違う意味を持つ事も伝えようとした事が違うように伝わる事もこういった違いがあるからなんですね。
彼氏や彼女が似てくるというのはよく言われますが、そりゃ同じ時間と場所を長く過ごして過去の話もたくさんしていれば経験も人も環境も近くなりますからね。余談ですが同じ環境の人を好きになりやすいのも近さを感じやすくなるという一因がかんがえられますね。