世界の変え方1 変えられるもの

私の周りだけでも苦労の絶えないという人が数人いらっしゃる。ビックリすることにそういう人に限ってやたらとポジティブだったり気にしていなかったりしますね。

ある日私は不思議に思ってどうしてそんなに元気なのかと聞いてみるともうどうにもならないから笑うしかないと言われました。いい人だなと思う一方で気にかかることも出てきました。

この人そのまま状況を変える気はないんだ。

ということです。たしかに辛いとき苦しい時というのは何かにチャレンジはするものの上手くいかない時に感じるもので、何もしなければそれは軽減されるんだろうと思います。しかし何も変わらないんですよね。苦しい現状は苦しいままです。借金は借金だし不倫は不倫だし鬼嫁鬼姑は鬼のまま。

逃げたんだなぁと言わずとも思っていると察した人から言い訳が続きます。どう感じてそうしているのかはどうでもいいんですけどね。私はもっと幸せになれるはずなのになる気もないということが寂しいだけなんで。逃げている事を批難しようとか馬鹿にする気はありません。辛いっていう愚痴を聞き続けるのも疲れますしね。

さてそこで世界変えようぜという話になったわけです。散々愚痴を言って反発も一通り終わった後なので疲れたし次の予定決めて話そうかと言ってその日は終わりました。

実は具体的に話を用意してなかったので時間稼ぎの面もあったんですけどね。

そして話し合いの日。相手はなぜか付き合ってる相手を連れてきました。めんどくさい。人は反発したがるもので、理解できても納得しない事がよくあります。友人はすでに一通り話してもうやる気だったのにその話をした相手が変な宗教じゃないかとか心配してきてしまいました。

とりあえず面倒くさいから後で話を聞くようにして今は帰って欲しいとお願いしました。

そもそも友人だから普通に話してますが一対一のセッションとしてならお金たんまり取るところですよ。幸せになって欲しいという根本はあるもののセッションはものすごい体力使うんでね。

やっと本題です。

世界を変えるのってどうすると思う？別に魔法も使えないし生まれ変わる頃もできない、独裁者にも今からなるのは余計に辛そうだ。

私は世界というのは認識の塊だと言うことがあります。自分がどう見えているのか感じているのかそういう認識と世界から見た自分というものの認識。あらゆる物の相互認識が世界です。これを言うのには意味がありまして、今アメリカ大統領が何してるかきになる？まぁほとんどの人は気になりませんよね。私がこれを書きながら実は全裸でも読んでるあなたにはどうでもいいわけです。あなたが認識している世界はごくごく一部。歩いている時は少し周りを気にしながら無意識に足を動かし目的地で何するとか何言われるとか考えたりしながら向かっています。

自分の周りのことにすらほとんど目を向けることはありません。卒業した小学校のことみたいな遠い記憶の話じゃありません。今親の事考えてました？じゃあ仲のいい友達の事考えてた？いやいや考えてるわけがない。

わかってると思いますがいじめてるわけじゃないですよ。混乱させたいわけでもない。シンプルに話した事を認識していきましょう。

世界の99%以上は今のあなたにとって認識してないものです。

その小さなあなたの世界を変えるんです簡単そうになったでしょ？