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愛と仕事と金

恋愛感情ってないですよ?

日本語で「恋愛感情」を英語にするとなんでしょうか。
LOVE?LIKE?
違和感があります。

実はこの恋愛感情は独特の文化と言えます。
細かいことはここで述べませんが、何となくかんじていただけるでしょうか。

今日の話はその独特のところからです。
誰かを好きという時、それが恋愛だとわかりますか?
ドキドキワクワク、締め付けられる感じ、色々それを表すことはありますが、実はどれも正確ではありませんね。
何故なら、それが人間全体のものとしては定着していないからです。
誰もが同じく感じることのないものが正確だとはいえません。

また、恋愛感情がわからないという人も少なくありません。
それは何か障害でしょうか、、後天的な心的要因でしょうか。
出れかかもしれなく、どれでもないとするなら、やはり恋愛感情はあやふやなものです。



そしてネーミングにも恋愛感情の存在について物語っています。

人には喜怒哀楽の感情がありますが、「感情」というのは瞬間的に湧き上がるもので、
続くものではありません。
恋愛も他の呼び名を考えて見てもやはり「感情」に分類されるのが妥当です。



愛は普遍的なもので、勿論正確に語ることは難しいでしょうが、
親、兄弟、動物、赤ん坊などに対してその性質を感じることができます。
そして、愛情という名前は「情」ですね。
感情と同じように見えるかもしれませんが、感応する情と、
情そのものだと思うと分かり易いでしょうか。




ここまで何が言いたいのか
それは恋愛感情に振り回されては損だということです。
ドキドキワクワクというのは、自分にないものや新しいもので感じることができます。
しかし、そこには不安定な一時的なものが多くを占めています。

付き合いの初めはそれでいいかもしれませんが、それが無くなれば終わりではない。
次のワクワクを見つけて始まりではない。

恋愛感情はコントロール可能なものです。
無理もなく、歪もうまずにコントロールできます。
今見えにくくなっている愛情に気を向けましょう。

時間を遡り、感情を遡り、経験を遡り。
その結果次の相手を探すことになるかもしれません。
それが悪いわけではありません。

今の馴染んだ関係を大切にできることを知って、
揺さぶられた感情を鼻で笑いながら続く愛もいいと私は思います。