仕方ない の使い方で損をしている
私はよく「仕方ない」という言葉を使いますが、ネガティブな意味合いで使うことはないようにしています。
「仕方ない」の少し使い方を間違えるだけでとてつもなく損をしているかもしれません。
仕方ないとは
仕方ないと言うときはどうやっても結果は動かないだろうというときに使います。やりようがない、する方法がないという言葉ですからわかりにくいということはないですね。
嫌で嫌で仕方ないなんていうのは嫌だが解決する方法がないということで諦めを表現します。そして今回問題となる表現でもあります。
成功例
仕方ないの成功的使い方としては、切り替えを全面に出した受け入れの表現です。 これ以上は変えようがないけれど、次をどうにかしようという未来がある。
失敗例
失敗の使い方は諦めと受け入れとしての表現です。よくあるのは男性が女性に言うやつです。「そんなこと言ったってしょうがないだろう」ああよく見る。よく見すぎてこれだけで辛い気持ちになってきますね。
他にも上司から部下へ言われたり、チャレンジの最後に言われたりするのがよく聞かれるでしょう。これで終わりだという切り捨てのイメージが生まれると失敗となりやすいわけです。
違い
1、いくら怒っても仕方がない。 2、いくら怒っても仕方がないから、 成功と失敗でやりやすい間違いは上記のようになります。仕方ないと終わってしまうと、ただ自分が受け入れなければいけないように感じられます。しかし多くの人が本当に表したいのは2であって、その次にかける言葉を持って次に進むぞという意気込みが必要です。
これは完全に言葉使いだけの問題です。男女間で起こりがちな言葉のすれ違いのようなものです。しかし相手に伝わらなければ言葉は意味をなしません。いくらいいことを言っていてもポルトガル語で熱く語った言葉を理解できる人は日本にほとんどいません。
普段使う言葉の一つ一つを見直して行くことで、自分の影響が大きく変わるということを先に感じて置かなければいけません。
最後に
結局のところ、自分がどれだけがんばって伝えても伝わらないことはよくあります。しかしそれを相手の理解力のせいすると自分の表現が行き詰まり伝達力も弱くなります。伝わったかどうかの確認や修正も必要でしょう。
まずは「仕方がない」の次の言葉を省略しないように注意することが大きな変化を生むかもしれません。