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愛と仕事と金

大体の答えは自分が知っている

人から悩みは切り離せない。 悩んだことがないと言っている人だって影で悩んでいたり、自分が悩んでいることを認識していないだけだったりします。

そんな悩みも蓋を明けてみれば千差万別この悩みを隣の人が同じ様に感じて解決できるなんてことはありません。

しかし、ほぼ全ての悩みは自分が既に答えを持っていることとしたら。

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悩みの正体

 悩みとは関係性で3つに別れます。

・自分に関する悩み ・他人に関する悩み ・環境に関する悩み

 また内容によってもわけることができますが、これを細分化するだけのことなので今回はこの3つで見ていくことにします。

 簡単に紹介しておくと自分の悩みは次に自分がどうするかといったようなもの、他人の悩みは恋人、家族、上司部下同僚、友人知人など、環境の悩みとは仕事と家庭、場所、文化などによるものです。

 環境の悩みの範囲が広すぎるようにも見えますが、悩む量や時間など幾つかの要素を加味するとこうなります。繰り返しになりますが、もちろん細分化はいくらでも可能です。

自分の答え

 悩みはいつ答えが出るでしょうか。それは悩み始めた瞬間です。これは答えの一つとしてですが、人は凄いもので悩み始めには既に答えを持っているんです。じゃあなんで悩むのか、その答えに対しての不安や他の答えに対する期待があるからですね。

 兎に角行動する派の人はこの第一の答えを基準に行動するので早く結果を出します。それが良い人も悪い人もいますが、第一案に過ぎないということがわかっていれば修正ややり直しも結果として早くだすことができます。

 しかしこの第一案は多くの場合無意識の中に埋もれてしまいがちです。  無意識に埋もれた第一案はその後に悩みと共に汚れ、変形して見えづらくなり時間がかかり、最終案にすらならないこともあります。

答えを掴む

 自分の無意識中の答えを掴むのは慣れが必要です。特別な能力は不要で、ただ既に答えを持っていることを知っていればあとは慣れるだけ。

 しかし普段から悩みをメモやノートにとる人は注意しておきましょう。普段から書き出しているにも関わらず時間がかかるというのはその時点で無意識下に押しやった第一案を見ないようにしています。

 第一案を見ようとしている場合はこれまでとは違う事をしなければいけません。それは関係のない言葉でも書く文章にせず単語で書くということ。脳内では文章は存在しません。意識は言葉でありながら絵でもあるような状態です。一つの言葉が全てを表しているような状態です。そのため頑張って言葉を文章にしようとするよりも、ふわふわと浮き出た言葉が消える前に捕まえておくほうが大事になります。

 これは持論ですが、言葉は単語なら意識の5割を表すが、文章にすると1割しか表せないというものがあります。文章で表すというのは無理ではありませんが、特殊な能力や訓練が必要なものだということです。

 さて、普段悩みを書き出さない人にしてもこの書き方は有効です。多くの人は悩んでいる内に出てきた答えを捕まえずに消えてしまい、また同じ悩みを回ることになるからです。兎に角意識を一度捕まえて形にしてそれを答えにするか悩み直すほうが効率的で且つ本能的で自分らしいものになるでしょう。